トビイ ルツのTraveling Mind

雑誌クロワッサンにインタビュー掲載

今週7/28(水)から、初台の東京オペラシティアートギャラリーにて、『アントワープ王立美術館コレクション展』が開催されます。
美術館が所蔵する、ベルギーの19世紀末から20世紀中期の代表的な近代美術作品が来日するのですが、本日発売の雑誌『クロワッサン』726号にて、この展覧会の見所や、ベルギーやアントワープの街について、インタビューにて、簡単に語らせていただきました。私がアントワープ 在住時に書いた『ベルギー・アントワープへの招待』の本がきっかけで、お声がかかったようでした。

雑誌の方は文字数が限られているので、お話を少々、ここで補足。
来日作品には、日本人に一番馴染みのあるベルギー人画家、ルネ・マグリットの作品も含まれるようですが、マグリットはブリュッセルに昨年、マグリット美術館が完成し、収蔵数では圧倒的な数。アントワープのこの美術館は、ジェームス・アンソールの作品のコレクションで有名です。

個人的な見所として、リク・ワウテルスRik Woutersの作品や風景画を挙げさせていただいたのですが、元々、彫刻家のワルテルスは、柔らかい色遣い、色の塗り方に彫刻のノミで削ったような立体感や抽象性が感じられておもしろいのです。

いくつかの風景画には、今も西フランダースに当時と変わらない名残が十分残っているようです。そして色遣い。太陽の光が少ない、ベルギーのどんよりとした曇り空を想い出させます。この夏は異常気象で、ベルギーも連日太陽の光が照りつける猛暑と聞いていますが、曇りの多いお天気は何世紀も変わってないようですね。(笑)

ふと最近、思うのですが、本の中にも書いている、ベルギーのお天気の変わりやすさからは、人生を学ばせていただいたといっても過言ではないかもしれません。

基本、曇り空のベルギーなのですが、ずっと雨が降っているということもなければ、ずっと晴れているということもないのです。そこに暮らす人々は、空(状況)に期待しない柔軟な心、あるいはお天気に負けない強い意思の両方が必要だと思うのですが、私も住んでいる時に、ちょっとした「修行」したかもしれません。(笑)



by rutsu_tobii | 2010-07-25 09:18 | 著作本 | Trackback | Comments(0)
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トビイ ルツ|TOBII & RUTSU「ペン一本でどこでも行ける」生活に憧れるイラストレーター&モノ書きです
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