DESIGN TIDE2010
毎年恒例のデザインウィークがキックオフ。六本木ミッドタウンで今日から開催のDESIGN TIDE デザインタイド展の印象は、中村竜治氏の設営デザインからして、軽やかな風が吹き抜ける林か森のような雰囲気。
出展作品も、木や透ける布、アルミといったライトな素材感と、デザイン面でも華奢で繊細な印象があったのですが、今回のセレクションがそうだったのか、時代の雰囲気なのか、台所事情なのか...。ライト感、モバイル感、自由度みたいな、ともかく昨年までの流れと違って転換期を感じました。
異業種、異国籍、新旧といった「対局コラボレーション」の流れでおもしろかったのは、九谷焼とスペインのリヤドロ焼きのデザインで有名なデザイナー、ハイメ・アジョンと組んで作った和食器。
話題を集めていた醤油さし。とっくりやお皿なんかも全部可愛かった。もちろん全部、九谷焼の製法にのっとってひとつづつ手で絵つけ。
長崎の共立陶器がシアタープロダクツと組んだロマンチックなシリーズ「ポーセリンウェア」も意外な組み合わせ。共立陶器は先日紹介した「HASAMI」と同じ波佐美焼きの街の老舗メーカーとのこと。どことなく懐かしくキッチュです。
ローカルの伝統職人芸を継承するために、変化を続ける果敢な試みが続けられているのですね。
デザインタイドは11月3日まで。
出展作品も、木や透ける布、アルミといったライトな素材感と、デザイン面でも華奢で繊細な印象があったのですが、今回のセレクションがそうだったのか、時代の雰囲気なのか、台所事情なのか...。ライト感、モバイル感、自由度みたいな、ともかく昨年までの流れと違って転換期を感じました。
異業種、異国籍、新旧といった「対局コラボレーション」の流れでおもしろかったのは、九谷焼とスペインのリヤドロ焼きのデザインで有名なデザイナー、ハイメ・アジョンと組んで作った和食器。
長崎の共立陶器がシアタープロダクツと組んだロマンチックなシリーズ「ポーセリンウェア」も意外な組み合わせ。共立陶器は先日紹介した「HASAMI」と同じ波佐美焼きの街の老舗メーカーとのこと。どことなく懐かしくキッチュです。
ローカルの伝統職人芸を継承するために、変化を続ける果敢な試みが続けられているのですね。
デザインタイドは11月3日まで。
by rutsu_tobii
| 2010-10-30 00:21
| アート&デザイン
最新の記事
『鉄輪の記憶』展 |
at 2020-06-16 19:00 |
私のコロナ対策(情報編) |
at 2020-05-25 15:00 |
『HAPPINESS』展ふたたび |
at 2020-05-19 14:00 |
今年も蒸し通 |
at 2020-05-17 21:30 |
アマビエLINEスタンプ発売 |
at 2020-05-16 12:30 |