トビイ ルツのTraveling Mind

トラウン湖の幸

トラウン湖はオーストリアの中でも一番深い湖なのだとか。透明度も抜群の淡水です。周辺はかつての皇室・王室の避暑地だったことから、この湖に通じるトラウン川流域は、やんごとなき方達の有名な釣り場だったそうです。

この川や湖の名物が、白身魚のマス。湖の側にたつ海の家ならぬ「湖の家」みたいなところで、塩焼きにしたものを売ってるのですが、朝食にいただきました!体長25cmくらいの大きなマスが、太い串刺しになってます。それをギャートルズ(古)みたいにかぶりついていただくのが流儀。
トラウン湖の幸_d0069964_450292.jpg

串のことをドイツ語でシュタンゲというそうなのですが、「シュタンゲフィッシュ」の名前で名物になっているご当地メニュー。上にふりかけてある塩は、オーストリアの名産の岩塩。この地域にはいくつも塩がとれる山があるのですが、道中、たくさん工場をみかけました。
日本では海の魚、海の塩が一般的ですが、湖や川の淡白な魚に、岩塩の組み合わせはとってもおいしい!

ウィーンでは、ナッシュマルクトなど特殊な市場に行かないと、新鮮な魚が手に入らないので、ひさしぶりのお魚を堪能しました。



by rutsu_tobii | 2011-07-21 22:01 | 海外の旅

トビイ ルツ|TOBII & RUTSU「ペン一本でどこでも行ける」生活に憧れるイラストレーター&モノ書きです
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