トビイ ルツのTraveling Mind

ウィーンのシニアたち

昨晩、突然、玄関の灯りのスイッチをいれた途端、ショートを起こして家中の電気が使えなくなってしまいました。何のことはない、ヒューズがとんだだけなのですが、古い家の配電盤のどこを操作していいのかわからず、暗闇でちょっとパニックになりました。
助けていただいたのは、隣近所の二人のご婦人方。懐中電灯を貸してもらったり、操作するのを手伝ってくれました。お二人の年齢は80代半ば。おひとりで犬や猫と一緒にりっぱに生活していらっしゃいます。私の年齢の倍ほどもあるたくましいご婦人たちに、敬意を払わずにはいられません。

ウィーンのシニアの姿は、私には印象深く映ります。カフェで長々と過ごすご婦人だったり、クロスカントリーのような専用スティックを両手に持って、颯爽とウォーキングしたり、チロルの伝統服姿で街中を歩いたり、のびのびと暮らしています。

そんなシニアの方々を見ると、この街に来てすぐ、ツイッターを通じてアントワープに暮らす音楽家の方から教えていただいた、ビリー・ジョエルの『Vienna』という曲を思い出します。とても美しい曲なのですが、人生の先輩である老人が、生き急ぐ若者を諭した深みのある歌です。こちらの方のブログwikipedia(英文)に詳しい解説がありますが、ビリー・ジョエルが、お父さんが暮らすウィーンを訪ねた際に、見かけた老人にインスパイアされて作った曲だとか。
彼が最も敬愛していたお父上は、今年の3月に亡くなるまで、ずっとウィーンに住んでいたそうです。

老人たちを大切にしているがゆえに、高齢化問題はこの国でも大きな関心事のひとつ。とはいえ、この国の自立したシニアの方々には、いろいろ学ぶべきところがあります。




by rutsu_tobii | 2011-08-04 23:33 | 海外の旅 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://rutsu.exblog.jp/tb/14277840
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
トビイ ルツ|TOBII & RUTSU「ペン一本でどこでも行ける」生活に憧れるイラストレーター&モノ書きです
by rutsu_tobii
プロフィールを見る

最新の記事

最新のコメント