トビイ ルツのTraveling Mind

ルドルフ・シュタイナー回顧展

オーストリアの世界的有名人は、モーツァルトやシューベルトのような偉大な音楽家から、アーノルド・シュワルツネッガーまで数えきれませんが、最近、知った中では、マメージメント本が話題になった経営者のピーター・ドラッカーもオーストリア人だったのですね。そして、マルチな神秘思想哲学家、ルドルフ・シュタイナーもオーストリアの出身だったと、つい先日知りました。

今年は生誕150周年記念ということで、ウィーン応用美術博物館(MAK)にて9月まで大回顧展が行われています。
回顧展を観るまで、「シュタイナー学校」の名で知られる、独特の教育法を導入したフリースクールを設立した教育者ということぐらいしか知りませんでしたが、どんな人物だったか、一言で説明するのはすごく難しいくらい、いろんなことをやってます。彼が提唱した「人智学」という独特の哲学思想に基づいて、政治、経済、教育、哲学、神秘学、農業、建築・デザインの分野まで、ひとりの人間がここまで広範囲のことに携わり、多くの人に影響を与えられるものなのか、と驚いてしまいました。

スイスの人気のビオ・コスメでもあるヴェレダの創始者でもあったのですね。製品に使用される植物は、独特の栽培方法によって作られているのですが、このバイオダイナミック有機栽培農法は月のみちかけの暦(太陰暦)を元に種まきや収穫をしたり、自然のパワーを人間が最大に有効利用できるように確立された、スピリチュアルな自然科学農法なのです。(ちなみにヴェレダのザクロのボディオイル、とてもよいです♪)

都市化が著しい世紀末のウィーンを目の当たりにして、自然に沿ったライフスタイル提唱したシュタイナー。建築やデザイン分野では、木の自然の素材にこだわり、オーガニックなデザインの建築物や家具のデザインしています。回顧展では、スイスのインテリアブランド、ヴィトラのコレクションで、シュタイナーの思想に影響を受けたデザイナーや建築家たちの作品や、現代アートの作品も展示。シュタイナーを知らずとも、アートやデザインのファンも楽しめる内容です。



by rutsu_tobii | 2011-08-06 23:40 | 海外の旅 | Trackback | Comments(0)
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トビイ ルツ|TOBII & RUTSU「ペン一本でどこでも行ける」生活に憧れるイラストレーター&モノ書きです
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