トビイ ルツのTraveling Mind

温もりの未来都市

JAL機内誌2月号にて、「東京のデザイン」というテーマで4人のクリエイターの方にインタビューをさせていただきました。本日から1か月間、空の上で読むことができます。

「東京のデザイン」という漠然かつ壮大なテーマだったので、どの方にお話を聞くか大変悩みました。まず東京のデザインがどういうものか、行く末も含め自分なりに考えなくてはなりませんでした。その結果、お目にかかったのが、フラワーアーティストの東信さん、ファッションデザイナーの宇津木えりさん、テキスタイルデザイナーの須藤玲子さん、そして建築家の鄭秀和さんの4人。みなさん、それぞれのスタイルで東京の「生活に身近な」デザインをされている方です。一般に東京のデザインというとスケール感や先端性、どちらかというと無機的なイメージが先行するかもしれません。それとは違うものを、空の上でたまたま雑誌を手にとったさまざまな読者に、旅の雑誌ならではの切り口でご紹介したかったのです。

東信さんは、完全オーダーメイドの花屋を構える他、アート作品として花を表現したり、様々な新しい試みを行なっている気鋭のアーティスト。宇津木さんは、『メルシーボークー、』のデザイナーとして、移り変わるモードの世界でユニークな個性を放っています。須藤さんは、布で日本を表現した『マンダリンオリエンタル東京』の空間をはじめ、あちこちで大きな仕事に関わり、人々は彼女のデザインを知らず知らずに体験しています。鄭さんは人気のデザイン家電の『アマダナ』他、プロダクトから建築まで、都市生活者にさまざまなデザインの提案をしている方です。
彼らのデザインは「空気感」や「時代感」といった、目にみえないものも多分に含まれています。それを創りだす4人の方は共通して、自然に対する愛着、人と向きあうリアルな生活感を持っていました。デザインがつくる快適さや便利さ。それらをひっくるめた幸福感は、そんな姿勢からつくりだされているのです。

JALの機内誌『skyward』は、実は地上でも読むことができます。機会ありましたら、空の上でも地面に座ってでも結構ですので、読んでみてください。



by rutsu_tobii | 2007-02-01 22:00 | 文章の仕事 | Trackback | Comments(0)
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トビイ ルツ|TOBII & RUTSU「ペン一本でどこでも行ける」生活に憧れるイラストレーター&モノ書きです
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