日本の布
『モヴェズエルヴ』の07/08秋冬コレクションの展示会におじゃましました。今回、案内状がネコ(看板猫の黒ねこちゃん)と展示会の日時がプリントされた布製エコバックだったので、てっきりエコをテーマにしたコレクションなのかと思いましたが、そうではないそう。基本的に毎回テーマやコンセプトなしに「好きなよーにつくる」のだそうです。
相変わらず凝ったパターンとしっかりした縫製、そして布にこだわってます。モヴェズさんたちの洋服の生地は、Tシャツからニット類に至るまで日本の地方の職人さんと話をしながら作ってもらうオリジナルです。今回、ウール、カシミア、アンゴラの3種混合という布が使われた素敵なジャケットがあったのですが、デザイナーの若山さんによると、通常、布は縦横の織りですが、これはよく見ると「ななめにうねった織り」になっているそう。長年おつきあいのある愛知の布屋さんでつくってもらっているそうですが、若山さんも「どうやって作っているのかわからない」と言ってましたから、そこは職人さんの企業秘密なのでしょう。
昨年、テキスタイルデザイナーの須藤玲子さんをインタビューした際に、日本の布についていろいろとお話をうかがいましたが、世界的にみても日本の布職人の伝統と技術は注目をあびているようです。日本の布職人と仕事をした須藤さんの作品はN.Y.のMOMAをはじめ、海外の美術館にも収蔵されていますし、先月、彼女がてがけたマンダリンオリエンタル東京の内装が「毎日デザイン大賞」を受賞したことで、国内でも改めて「日本の布の素晴らしさ」への認知が高まったことと思います。
日本のクリエイターたちが、日本の布にこだわって作品を作るのは、素敵なことですね。そんなわけで、隅々までていねいでまじめな仕事が光るモヴェズエルヴさんのお洋服、またもや買っちゃいました☆
相変わらず凝ったパターンとしっかりした縫製、そして布にこだわってます。モヴェズさんたちの洋服の生地は、Tシャツからニット類に至るまで日本の地方の職人さんと話をしながら作ってもらうオリジナルです。今回、ウール、カシミア、アンゴラの3種混合という布が使われた素敵なジャケットがあったのですが、デザイナーの若山さんによると、通常、布は縦横の織りですが、これはよく見ると「ななめにうねった織り」になっているそう。長年おつきあいのある愛知の布屋さんでつくってもらっているそうですが、若山さんも「どうやって作っているのかわからない」と言ってましたから、そこは職人さんの企業秘密なのでしょう。
昨年、テキスタイルデザイナーの須藤玲子さんをインタビューした際に、日本の布についていろいろとお話をうかがいましたが、世界的にみても日本の布職人の伝統と技術は注目をあびているようです。日本の布職人と仕事をした須藤さんの作品はN.Y.のMOMAをはじめ、海外の美術館にも収蔵されていますし、先月、彼女がてがけたマンダリンオリエンタル東京の内装が「毎日デザイン大賞」を受賞したことで、国内でも改めて「日本の布の素晴らしさ」への認知が高まったことと思います。
日本のクリエイターたちが、日本の布にこだわって作品を作るのは、素敵なことですね。そんなわけで、隅々までていねいでまじめな仕事が光るモヴェズエルヴさんのお洋服、またもや買っちゃいました☆
by rutsu_tobii
| 2007-04-09 10:00
| アート&デザイン
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