21世紀人展
明日3/30から、六本木ミッドタウン内『21_21 DESIGN SIGHT』にて行なわれる、三宅一生氏ディレクションによるアート&デザイン企画展『XXIc.21世紀人』のプレスレビューにおうかがいしました。未来に向かって人がどう進んでいくのか、という壮大なテーマについて、国内外のアーティストや服飾、インテリアデザイナーらが、それぞれの分野で表現した作品が展示されています。
今回の展覧会の核となったのは、まだ20代だったイサムノグチが等身大の裸体の男性の水墨画だったそうです。人間の力強さが伝わってくる素晴らしい作品で、これだけでも間近で見る価値があると思うのですが、どの作品も人間の生命力、知力、可能性を感じさせるものでした。
ティム・ホーキンソンの龍を描いた大作にはじまり、三宅氏の日本の神話「ヤマタのオロチ」を題材にした大部屋丸ごと使った大作、ノグチの人間の絵、そして未来的なデザイン作品へとつながっているのですが、「会場を去る時に、見た人が希望を持ってハッピーな気持ちになれるように」と思慮された会場構成だそうです。
企画展の音楽デザインを担当したのは、畑中正人氏。音つくりに丸半年費やしたとか。作品沿って創られた音も興味深いですが、会場入口付近は、内部の音が漏れ聞こえないように、ノイズキャンセリングの音を流して、そこに小鳥の声をちりばめたりといった念の入りよう。音のデザインも油絵に似ていておもしろいですね。空間音楽デザインの地位向上に貢献されている畑中氏、ドキュメンタリーTVのカメラが追っかけてました。
会場周辺では桜や庭のお花が満開でした。企画展は7/6までのようですが、お花と一緒に楽しむならお急ぎを。
A-POCとダイソンとのコラボ作品。分解したダイソンの掃除機のパーツを組み立てたトルソーに、パターンをひいて、実際に洋服を作成したもの。
今回の展覧会の核となったのは、まだ20代だったイサムノグチが等身大の裸体の男性の水墨画だったそうです。人間の力強さが伝わってくる素晴らしい作品で、これだけでも間近で見る価値があると思うのですが、どの作品も人間の生命力、知力、可能性を感じさせるものでした。
ティム・ホーキンソンの龍を描いた大作にはじまり、三宅氏の日本の神話「ヤマタのオロチ」を題材にした大部屋丸ごと使った大作、ノグチの人間の絵、そして未来的なデザイン作品へとつながっているのですが、「会場を去る時に、見た人が希望を持ってハッピーな気持ちになれるように」と思慮された会場構成だそうです。
企画展の音楽デザインを担当したのは、畑中正人氏。音つくりに丸半年費やしたとか。作品沿って創られた音も興味深いですが、会場入口付近は、内部の音が漏れ聞こえないように、ノイズキャンセリングの音を流して、そこに小鳥の声をちりばめたりといった念の入りよう。音のデザインも油絵に似ていておもしろいですね。空間音楽デザインの地位向上に貢献されている畑中氏、ドキュメンタリーTVのカメラが追っかけてました。
会場周辺では桜や庭のお花が満開でした。企画展は7/6までのようですが、お花と一緒に楽しむならお急ぎを。
A-POCとダイソンとのコラボ作品。分解したダイソンの掃除機のパーツを組み立てたトルソーに、パターンをひいて、実際に洋服を作成したもの。
by rutsu_tobii
| 2008-03-29 11:00
| アート&デザイン
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