トビイ ルツのTraveling Mind

日本の神様ブーム

今週はインドア仕事が続き、歩数が異常に少ない週でしたが(万歩計を持ちあるいている訳ではありませんが 笑)昨日は久々に外出。九段駅のホームでピックアップしたフリーペーパーの『R-25』をパラパラ見てたら、巻末に出雲大社について書かれたエッセイがありました。筆者の男性作家さんが先月11月の神事に出雲大社を訪れたら、若い女性の参拝者で溢れていて驚いた云々、といった話。
出雲大社の11月は全国の神様が集まる「神在月」。(ちなみに毎年11月は神様がみんな出雲に出払ってしまうので、日本の暦では「神無月」とよばれますね)。神様フルラインナップとあれば、この時期ご利益求めて集まりたくもなるでしょう。
ちょうどその出雲大社に先月、取材に行っていた旅行ライターTさんから来たメールにも「あちこちの神社に詣でる若い女性が多くてびっくり」とありましたが、まさに若い女性を中心に神様ブームなのですね。実際、昨今、女性誌で人気の取材テーマのひとつです。

「そんなにあちこちの神社に参拝して、ご利益が期待できるものなのかしらん」と常々、疑問に思っていたので、パワースポット取材などで時々取材をご一緒させていただいているスピリチュアリストで古神道研究家の暁玲華先生に、お目にかかったついでに聞いてみました。やはり使い分けというか、神社ごとにお願いごとを変えた方がよさそうな感じ。基本的にはきちんと宮司さんが管理している神社、人気がある神社を選ぶのがよいようです。年末年始は里帰りシーズンですが、仕事運には新年は職場のある地域で過ごした方が本当はよいのだとか。
参拝にはいろいろ作法や吉凶があるみたいですが、何か真剣に「神頼み」してご利益を受けたい方は、きちんとセオリーをふまえた方が期待できそうですね。

それにしても日本の神様たち、若い女性の間で同じくブレイク中の「日本の武将」みたいに、和テイストなアイドルとして盛り上がりますかね。「兼続さま」とか「謙信さま」とか武士萌えしている女性と同じように、古事記の中の雄々しい神さまに惚れる女性が増えたりして?



by rutsu_tobii | 2008-12-06 10:50 | カルチャー

トビイ ルツ|TOBII & RUTSU「ペン一本でどこでも行ける」生活に憧れるイラストレーター&モノ書きです
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