「都市へ仕掛ける建築」展ほか
初台のオペラシティ内で開催中の展覧会を一気に観てきました。オペラシティギャラリーで、本日から開催の建築展 『都市へ仕掛ける建築 ディーナー&ディーナーの試み』 。スイスのノバルティス本社の設計などで有名な、スイスの設計事務所ディーナー&ディーナーが手掛がけた設計プロジェクトをまとめて見れるいい機会。ただ内容のほとんどは、木製の模型と設計図による建築物と都市計画の展示なので、建築の仕事や勉強をされているか、よほどの建築好きではない限り、一般の鑑賞者にはちょっと難解かも。
私も専門的なことはほとんどわかりませんでしたが、ヨーロッパの古い街並に溶け込む現代建築についての考え方と手段を知って、今後、旅で訪れる際の都市の観察の仕方を学ぶいい機会になったとは思いました。
ベルギーのアントワープの港地区の再開発マスタープランも2つほどありました。模様ガラスで囲まれた独創的な建築物のプロジェクトでしたが、実現しているようなら今度行った時にでも観てみたいです。
企画展と同時開催でさらに2種類の展覧会があり、今回はどちらも好みの内容でラッキー。1つめは父子画家の難波田龍起&史男の絵画収蔵展。もともと好きな画家で、久々にたくさんの作品を見れました。史男氏の繊細な水彩画もいいですが、龍起氏の抽象画、特に晩年の生命力溢れる作品が好きです。
もう1つは画家の原良介さんという若手作家の絵画展。今回、初めて作品を知りましたが、伸びやかなタッチと不思議な風景描写がすっかり気に入ってしまいました。
同じくオペラシティ内にあるICCギャラリーでは『ライト・イン・サイト』展が開催中。テクノロジーを使った光の表現で、アーティストの思考と技術が実際に体感できる作品が最高におもしろく、結構、長居してしまいます。
藤本由紀夫のストロボ発光の文字が目の中にいつまでも残る作品は、衝撃的でした。作品を観た後、「目を閉じてもずっと文字が見え続けている」ので軽くパニックになるくらい。(笑)うまく説明できないので、ぜひ実際に体験をお薦めします。
東京オペラシティアートギャラリー
ICC
私も専門的なことはほとんどわかりませんでしたが、ヨーロッパの古い街並に溶け込む現代建築についての考え方と手段を知って、今後、旅で訪れる際の都市の観察の仕方を学ぶいい機会になったとは思いました。
ベルギーのアントワープの港地区の再開発マスタープランも2つほどありました。模様ガラスで囲まれた独創的な建築物のプロジェクトでしたが、実現しているようなら今度行った時にでも観てみたいです。
企画展と同時開催でさらに2種類の展覧会があり、今回はどちらも好みの内容でラッキー。1つめは父子画家の難波田龍起&史男の絵画収蔵展。もともと好きな画家で、久々にたくさんの作品を見れました。史男氏の繊細な水彩画もいいですが、龍起氏の抽象画、特に晩年の生命力溢れる作品が好きです。
もう1つは画家の原良介さんという若手作家の絵画展。今回、初めて作品を知りましたが、伸びやかなタッチと不思議な風景描写がすっかり気に入ってしまいました。
同じくオペラシティ内にあるICCギャラリーでは『ライト・イン・サイト』展が開催中。テクノロジーを使った光の表現で、アーティストの思考と技術が実際に体感できる作品が最高におもしろく、結構、長居してしまいます。
藤本由紀夫のストロボ発光の文字が目の中にいつまでも残る作品は、衝撃的でした。作品を観た後、「目を閉じてもずっと文字が見え続けている」ので軽くパニックになるくらい。(笑)うまく説明できないので、ぜひ実際に体験をお薦めします。
東京オペラシティアートギャラリー
ICC
by rutsu_tobii
| 2009-01-17 23:32
| アート&デザイン
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