トビイ ルツのTraveling Mind

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大掃除という癒し

今年も残り少なくなってきました。大掃除シーズンではありますが、私は今年の春に東京の住まいを引き払った際に、大々的に荷物を処分した上、現在も仮住まいの身なので、幸いこの年末に大掃除はありません。

春に行った過去最大の大掃除にあたり、私が参考にしたベストセラーお片づけ本の著者こんまりさんこと近藤麻利江さんによると「モノを捨てられないのは『過去への執着と、未来への不安』」だとか。確かに私の場合も「捨ててしまった後に、後悔したらどうしよう」という不安でいっぱいで、モノがたまりにたまってしまったのでした。

実際、モノを捨てる作業はヒーリングに似ているそうです。実はわずか1か月ほどで、過去20年ほどの大量な持ち物を処分をしてしまう「大禊」を成しえたのは、幸いにもひとりの友人の助けがあったからでした。片付けと荷造りが天才的にうまい彼女の職業はヒーラーさん。癒しとは、その人の人生にいらなくなった執着心や不安、思い込みを手放す作業で、彼女はそのお手伝いのプロなのでした。

彼女には「モノを捨てる時には、『お役目ご苦労さま』と感謝しながら捨てると気持ちがすっきりするよ」と言われました。執着や不安の気持ち、罪悪感を「感謝」に替えて手放す。

さすがに捨てるモノはもうあまりなくなりましたが、次はソーシャル断捨離かな。自動的に送られてくるメルマガやメーリングリスト、増えすぎた情報ネットワーク、PCの中の過去のメールやデータも処分しないと。結構、時間がかかりそうですが、おかげで年内は「感謝と癒し」の日々が続きそうです。(笑)



by rutsu_tobii | 2011-12-28 23:39 | Trackback | Comments(0)

よき聖夜をお過ごしください

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by rutsu_tobii | 2011-12-24 00:13 | Trackback | Comments(2)

冬の天体観測

まだ九州の別府にいます。そのおかげで、年の瀬の貴重な天体ショーを観測することができました。先日12月11日は皆既月食。今年の6月にウィーンで初めて皆既月食を目撃したのですが、なんと再び日本でも観測することができるなんてラッキー!
お天気は月の欠け始める頃は小雨と雲で、観測しにくかったのですが、ちょうど皆既月食状態になった頃から雨も上がり、満天の星空と再び太り始める月の様子を眺めることができました。

皆既状態の赤黒い月は、月ではない別の天体を見ているような宇宙を感じる光景でした。6月の時は日本は夜中の上、お天気が雨の所が多かったようで、友人たちと神秘体験をシェアすることができなかったのですが、今回はツイッターでお互いの観測状況を報告して楽しみました。

そして昨日から本日にかけては、ふたご座流星群のピーク。昨年も東京の都心の自宅のベランダから観測したのですが、今年も夜空を見上げて夢中で流れ星を探しました。
最初の15分で3つほど見つけることができたのですが、四葉のクローバーを探すコツと同じで、無理に探さない方が案外、目の前に現れてくれるものみたい。宇宙の法則でしょうか?

それにしても、流れ星を観る度に思うのは、「流れている間に3回願いごとを唱えたら叶う」という昔からの言い伝え。だって、あんな一瞬のうちに流れたら、絶対無理でしょう!誰がそんな無責任なことを言い出したのでしょうね。ま、ロマンチックですけど。(笑)



by rutsu_tobii | 2011-12-15 23:31 | Trackback | Comments(0)

ザッハトルテ

クリスマスシーズンのウィーンは一番の観光シーズンとあってか、私と入れ替わりにウィーンに訪問する方がチラホラ。おみやげにするなら、とお薦めしているのは、定番のザッハトルテです。市内のいろんなお菓子屋さんで、必ずといっていいほど作られているチョコレートケーキですが、やはり元祖はホテルザッハーHotel Sacherのザッハトルテ。デメルのザッハトルテは日本でも買えますが、ホテルザッハーのものはウィーンでしか買えないので、「限定」好きな日本人には好まれるかも?(笑)案の定、実家の両親にも喜ばれました。
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ただし、ものすごーく甘いのです。ウィーンのお菓子は全般的にかなり甘いですが、一口食べただけで「砂糖はドラック」と言われるのがわかるくらいの高揚感に包まれます。(笑)

りっぱな箱に入って、厳重にパッキングされているので、スーツケースの中にも入るし、賞味期限は2週間とケーキにしては長めです。

ホテルザッハは、国立オペラ座のすぐ側にあって、1階のカフェはいつ行っても満席。一度入ってみたいのですが、カフェでサービスされるザッハトルテは大きすぎて、1人で食べられそうもないなあ...



by rutsu_tobii | 2011-12-07 20:20 | | Trackback | Comments(0)

秋田犬展覧会

実家の近所で「秋田犬保存会」主催の秋田犬の展覧会が行われていると耳にし、出かけてみました。定期的に全国で行われているそうですが、犬の展覧会というものを間近にみたのははじめて。
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審査員の人にじっといろんな角度から見つめられたり、無理矢理口を開けさせられて、歯をチェックされたり、飼い主の要望に応えるのも大変そう。しかし、さすがに忠犬ハチ公で知られる秋田犬。おとなしく、行儀よくしつけられてます。

秋田犬をはじめ、日本犬の多くは天然記念物だったのですね。恥ずかしながら今まで知りませんでした。(汗)秋田犬は世界的に人気の犬種とあって、海外からの取材陣の人々もたくさん来ていました。アメリカや台湾にも秋田犬保存会の支部があるそうです。
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黒まじりや真っ白な秋田犬もいるんですね。
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舞台裏はこんな感じ。お湯の豊富な別府には犬専用の温泉もあるそうですから、ぜひとも長旅の疲れを飼い主ともども、温泉で癒していただきたいものです。



by rutsu_tobii | 2011-12-04 21:26 | 社会 | Trackback | Comments(0)

「生活の質、世界一」の街に暮らしてみて #2

日常の食に関しては、一般的なチェーンスーパーでもビオ(無農薬有機栽培)の独自ブランドに力を入れていて、ビオ食品や日用品の種類が豊富な上に、手頃な価格で手に入ります。
野菜のみならず肉や卵、牛乳やヨーグルトなど(今が円高なのもありますが)日本の価格の1/3くらい。例えばビオの卵は1パック10個入りで3.5ユーロ〜4ユーロ。オーストリアは、有機栽培の農地の比率がヨーロッパでもトップクラスなのだそうです。
1970年代にすでに原発を持つことに国民投票で反対したオーストリアは、原発ゼロ、自然エネルギー推進派の環境先進国。当然ながら今回の日本でのフクシマの事故に関しても関心は高く、事故直後には、オーストリア航空は独自に放射線量を測る機械を搭載して、乗務員や乗客の安全のために放射線量を監視していたのだとか。

このように自然も含め、生活に必要な社会的環境は素晴らしいウィーンですが、喫煙者の多いことは気になりました。統計によると、オーストリアの喫煙率は世界でも高く、特に女性の喫煙率は世界一なのだとか。実際、歩き煙草をしている人や、多くのカフェやレストランではまだ禁煙や分煙にもなっていない所も多く、その点がかなり残念です。

あくまで個人的な趣味の問題ですが、現代のアートやデザインシーンも、西ヨーロッパや北欧に比べると、どこか時代遅れというか、目新しいものには出会えていないのも残念な点。日本でもウィーンというと、今だにクラシック音楽や宮廷風のお菓子のイメージが先攻していると思いますが、オーストリアにはその歴史や伝統をふまえた斬新なデザインや、食などライフスタイルに関するのシーンがもっとあってもいいはずなのに、とたかだか半年の滞在ですが、感じてしまいました。H&Mのようなどこの国にでもあるファーストファッションの品揃えさえ保守的だし、おみやげものひとつとっても、今ひとつ新鮮なアイデアが感じられません。多くのお店のディスプレイもごく平凡。小国ながら革新的でクリエイティブなベルギーやオランダなどと比べると、きっと国内の市場と平和で豊かな現状に満足してしまっていて、冒険心や新しい潮流が生まれにくいのでは?と思うのは私だけでしょうか。そのせいか、ウィーンの芸術アカデミーを卒業した生徒たちも、インスピレーションを求めて、ベルリンや他の国へ行ってしまうアーティストは少なくないのだとか。短い滞在ですぐにはジャッジできませんが、現代的なカルチャーシーンは引き続き、興味深く観察したいです。

世界一暮らしやすい街で、国の幸福度も高いのに、人々の笑顔が少ないのも気になります。(きっとまじめなんでしょう)離婚率もウィーンは人口の6割とあまり好ましくない世界一を獲得しているのも意外でした。最近、アメリカの調査機関の発表で、砂糖のとりすぎは短気を起こさせて離婚につながりやすいという統計がありましたが、お菓子の食べ過ぎが関係しているのでしょうか!?(笑)

暮らしやすさ、幸福度の概念はひとそれぞれ。都市の空気や水が汚れていても、楽しい仲間が身近にいなければ不幸でしかないという人もいるでしょうし、自分の好みにあった文化的な楽しみや、ネット回線が通ってなくてもぜんぜん生活に困らないという人もいるでしょう。
震災後、もう本当に欲しいものしかいらないと思えた私ですが、幸せのために何が大切で、何がそうでないのか、いろいろ考える機会を与えてくれたウィーンでの半年間でした。



by rutsu_tobii | 2011-12-03 22:18 | カルチャー | Trackback | Comments(0)

「生活の質、世界一」の街に暮らしてみて #1

先日、アメリカの大手コンサルティング会社の調査により、世界221都市中、ウィーンが世界で最も「生活の質」が高い都市に選ばれたというニュースを目にしました。→CNNニュース。この類の世界の暮らしやすい都市の調査では、常に上位にランキングされているウィーン。実際、そのウィーンに約半年間住んでみた感想は、人口160万人といわれる都市にもかかわらず確かに快適です。
西ヨーロッパの大都市に比べれば、街は清潔で整っているし、公共の交通機関もほぼ時間には正確。ラッシュアワーのような混雑がほとんどないのは驚きです。自然は豊富で、蛇口をひねればアルプスのおいしい水が出てくるのは、今の時代、贅沢なこと。その上、世界有数のクラシック音楽と芸術の文化都市だし...と書いていると、私はなんとも素晴らしく貴重な体験をさせてもらっているのだな、と改めて思います。

しかし、何をもって快適と考えるか、自らの生活の質を高める要素は何なのか、価値観は人それぞれ。ウィーンに移住したアメリカ人の友人によると、移住先選びの基準は、1. 人口密度 2. 交通の利便性 3. 住宅の質と価格 4. 文化的な要素 5. 自然 を重視した結果、ウィーンに特に知り合いや友人がいなかったにもかかわらず、住むことに決めたのだとか。クラシック音楽ファンだったことも大きかったようです。

私の場合、友人の好意により、たまたまウィーンに暮らす機会を得た訳ですが、とりあえず特に気になっていたのは、仕事が快適にできる環境。インターネットは必須でしたが、ミュージアムクォーターとよばれる複数の美術館が集まったエリアや、多くのカフェで、無料のWiFiが使用できるネット環境のよさには感心しました。おかげでこの半年間、時差はあるものの、スカイプを利用して日本にいる仕事関係者はもちろん、実家の両親や友人たちと気軽に顔を見ながら話はできるし、外出先からでもツイッターでリアルタイムにコミュニケーションできる日常に、海外にいるフラストレーションはあまり感じずにいられたのです。(つづく)



by rutsu_tobii | 2011-12-02 21:46 | カルチャー | Trackback | Comments(0)
トビイ ルツ|TOBII & RUTSU「ペン一本でどこでも行ける」生活に憧れるイラストレーター&モノ書きです
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