トビイ ルツのTraveling Mind

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ウィーンのビーチとダンシング・ハウス

海のないオーストリアですが、ウィーンには夏になるとどこかしらに砂浜が出現するようで、今年もひとつ新たなビーチに友人たちと夕涼みに行ってきました。

シュウェーデンプラッツまたはミッテ駅から徒歩ですぐのHerman's Bar。リクライニングチェアが並べられた砂浜の上で、運河周辺のビルの夜景を楽しみながらお酒や軽食が楽しめます。
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今まで気がつかなかったのですが、カラフルなネオンが輝くビルはプラハにある「ダンシング・ハウス」の建築物にそっくり。スカートを広げて踊っている女性と男性のように寄り添って建っている、プラハでは通称ジンジャー&フレッドとよばれているビルです。
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同じコンセプトで造られたビルなのかは定かではありませんが、舞踏会をはじめ踊りの文化があるウィーンにはぴったりのデザインの建築物だな、と思いました。(ちょっとスカートの広がりが足りませんが...)

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8月も今日でおしまい。ウィーンの夏が過ぎていきます。




by rutsu_tobii | 2017-09-01 05:26 | 海外の旅 | Trackback | Comments(0)

ホッキキョクグマの華麗な泳ぎ

秋のような爽やかな日が続いていた先週、ひさしぶりにシューンブルン動物園を訪れました。

園内ではここ数年、常にどこかしら改装工事が行われていたのですが、キリンさんの敷地もすっかり整い、森の中の吊り橋もすっかり完成していて、万全体制で夏休みに訪れる大勢の客たちを迎えていました。

そして今回、今までお留守だったりお休み中で見れなかった動物たちをたくさん観ることができたのです。
その中のひとつが、ホッキョクグマ。


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水中を悠々と泳ぐ姿を初めて間近に観れて、大興奮。きれいな動画も撮れたのですが、こちらのブログでは動画に対応していないので、ドクター・しまうまのTwitterのアカウントでご覧ください。

日本にいるクマはたいてい森の中か、水辺にいるクマでも川で鮭をとっているイメージくらいしかなかったので、クマ、しかも白いクマが水中を泳いでいる様子はなんだか現実とは思えず、とても幻想的に感じました。

また新しいお話のインスピレーションになりそうです。




by rutsu_tobii | 2017-08-30 23:30 | 海外の旅 | Trackback | Comments(0)

ウィーン国立図書館プルンクザール

「世界一美しい図書館」といわれるウィーン国立図書館の大広間(プルンクザール)。以前にもブログでご紹介しましたが、16世紀からの蔵書20万冊が納められているという、バロック様式の豪華な図書館です。

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今時の言葉でいうなら世界一「インスタ映え」するスポット。

ウィーン市内のミュージアムや観光スポットでは、多くの場所がフラッシュなしでの写真撮影なら許可されているようですが、この図書館でも多くの人々が撮影に夢中になっていました。何度来ても飽きることなく見惚れてしまいます。

天井画はトロンプイユだったことに初めて気がつきました。
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開催中の企画展は、設立300年を迎えたという秘密結社「フリーメーソン」の特別展。
なぜここで?と不思議に思いましたが、考えてみたらウィーンにゆかりのあるモーツァルトやハイドンもメンバーだったのですね。

今回の展覧会ではメルケル首相のような大国の首脳やブラッド・ピットのような有名芸能人もメンバーとして紹介されていて「秘密結社というわりにはオープン」な印象。

図書館の一角には歴史的な印刷物が常設されています。マクシミリアン1世の子供時代の教科書やミニアチュール本。よく見るとそれぞれ「ファクシミリ」のクレジットがありました。
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ファクシミリとは何ぞや? 
そう疑問に思われた方は、ぜひとも拙著『MY MUSEUM私のミュージアム訪問記〜ウィーン編(I)〜』のアルベルティーナ美術館の章をチェックしてみてくださいね!






by rutsu_tobii | 2017-08-29 23:00 | 海外の旅 | Trackback | Comments(0)

アルベルティーナ美術館(III)

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写真展などの企画展や常設展、見所の多いアルベルティーナ美術館ですが、個人的に大好きなのはハプスブルク家の私邸として使用されていたお部屋の数々。入口から大広間にかけてギリシャ神話の神々の彫像が立ち並んでいます。狛犬か仁王像のように入口を挟んで建つのはエウロペとエラトー。なぜこの2人なのかしら? 西洋の古典美術には神話と聖書の題材にしたものが多いので、もっと勉強しなくちゃなーといろいろと疑問をもつたびに思います。



by rutsu_tobii | 2017-08-28 23:00 | 著作本 | Trackback | Comments(0)

アルベルティーナ美術館(II)

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ウィーンの町中のあちこちにあるソーセージスタンド、ホットドック屋さん。
地元の友人によると、おススメの意見はいろいろと分かれるところですが、アルベルティーナ美術館のすぐ側にあるBitzingerヴィッチンガーはとても人気がある店のひとつ。ソーセージの皮がパリっと焼き上がっていて美味。フレッシュな黒パン付きのチーズ入りソーセージ、Kasekrainerケーゼクライナーがオススメです。





by rutsu_tobii | 2017-08-27 23:00 | 著作本 | Trackback | Comments(0)

アルベルティーナ美術館(I)

『MY MUSEUM 私のミュージアム訪問記〜ウィーン編(I)』の一番はじめに紹介したアルベルティーナ美術館



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勝手ながら「デートにぴったり」とロマンチックなステキ美術館としてご紹介しましたが、この美術館の側には「これぞウィーン」というような観光スポットが集まっています。「ホテル・ザッハー」の前には、今日も30度を超える暑さもものともせず、チョコレートケーキの「ザッハー・トルテ」を求める人々の長いの列ができてました。

ウィーン国立オペラ座は7、8月はオフシーズンですが、もうすぐ華やいだ装いの人々が戻ってきます。

アルベルティーナ美術館のテラスからアクセスできる庭園ブルクガルテンには、ユーゲント・シュティールの建築が見物の温室パルメンハウスがあります。この温室の中には「蝶の家」という、いろんな種類の蝶が飛んでいる博物館が入っているのですが、残念ながら夏の訪問は蒸し風呂状態なのでオススメできません。そのかわり暖かい時期には、外のテラスで庭園を眺めながら食事やコーヒーを楽しむことができます。お買い物スポットが集中するケルントナー大通りもすぐ側。少なくとも女子の欲望をすべて満たす、なんとも贅沢なロケーションにある美術館なのです。





by rutsu_tobii | 2017-08-27 06:00 | 著作本 | Trackback | Comments(0)

『MY MUSEUM 私のミュージアム訪問記〜ウィーン編(I)〜』

日本とウィーンを往復しながらの生活をはじめて、はや6年。
その間に訪れたウィーンの美術館や博物館についての、個人的な訪問記録をまとめた『MY MUSEUM 私のミュージアム訪問記〜ウィーン編(I)〜』を、先日、電子書籍にて出版しました。

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販売はAmazonのKindleのみ。Kindle Unlimitedでなら無料でお読みいただくことも可能です。

リンク先 ☞ 

ハプスブルク家の帝都として長い歴史があり、音楽や芸術の豊かな文化があるウィーンには、美術館や博物館などのミュージアムが100以上あるといわれています。そんなミュージアムのひとつひとつを訪れていくことで、点と点がつながり、線となってウィーンの町の全貌が見えてくることを、とてもおもしろく感じました。

絵本の創作など普段の仕事と平行して書いていたので、出版に2年もかかってしまいました。訪問も続いており、挿絵などの表現やさらに編集作業を加えていく予定なので、紙の書籍での出版はそれから考えることになりそうです。
発展的かつ実験的なプロジェクトですが、その分、楽しいインスピレーションがいろいろと涌いてきます。

旅行をすると、1度はどこかのミュージアムを訪れませんか? 
不思議なことに、日頃、美術やコレクション鑑賞などしない方も、時間がないといいつつ、思い出づくりのためにミュージアムに出向くはずです。
時にはお連れの方に無理矢理つきあわされて、あまり興味のないミュージアムに足を運んだ方もいることでしょう(笑 
でもミュージアムのように多彩なコレクションが集まる場所には、たったひとつでも、自分だけが興味を持てるものが見つかるはずです。そのコツに気づくと、人生においても視点を変えれば何でも楽しめる気がして、ますますミュージアム巡りが楽しくなりました。

同じウィーン市内でも、ロケーションや建物の建築スタイル、展示コレクションなど世界観が異なるミュージアムを訪れることは、まるで「小さな旅」をすることのようでした。

ウィーンで私が訪問したミュージアム数は、現在ようやく60を超えたくらいでしょうか。
どこもそれぞれ私の記憶に残る、素敵な旅の訪問地です。






by rutsu_tobii | 2017-08-19 20:30 | 著作本 | Trackback | Comments(0)

マニア向け建築名所

ウィーンには、新旧の建築物の興味深いスポットがたくさんあります。最近だとプラーター近くのウィーン大学の経済学部のキャンパスなどがホットスポット。故ザハ・ハディット女史による図書館をはじめ、「現代建築のプラーター(遊園地)やー」(彦摩呂風)と呼びたいほど独創的なスタイルの建築物が立ち並び、私のような建築好きには心躍る場所です。

そんな私が近年気になっているのは、ウィーン中央駅付近。2014年に中央駅が大幅にリニューアルされたばかりですが、周辺地域は今だに工事中。大型クレーンが林立して、何が建つのか近くに行く度に興味深く見ています。ウィーン中央駅側には、周囲が見渡せる展望台があって、重機や工事現場を見るのも好きだというマニアックな建築ファンには楽しい場所かもしれません。ドイツの首都がベルリンに移される直前、建築ラッシュだったポツダム広場に同じように赤い箱型の展望台があったのを思い出します。中央駅は全ての長距離列車の終着駅ですが、どのようなエリアに変貌していくのでしょうか。

もともと軍事博物館や21世紀館の建築物が好きで出かけていたエリアなのですが、まだしばらくの間、何ができるのかいろいろと想像しながら、変わりゆく建築風景を楽しめそうです。

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by rutsu_tobii | 2016-11-23 23:59 | アート&デザイン | Trackback | Comments(0)

Shunga展

日本を離れている間は、いつも日本について一層、詳しくなる気がします。海外では必然的に日本についていろいろと質問されたり、自ら説明することも度々。おかげで毎回、それまで知らなかった日本の歴史や地理を学んだり、興味をもって最新事情を仕入れたりする機会に恵まれます。

先日は、MAKオーストリア応用美術館で開催中の日本の「Shunga 春画」展に足を運んできました。昨年は東京でも大規模な春画展が開催され、盛況ぶりが話題になっていましたが、ここウィーンでも春画展が開かれるとは。日本の歴史的なエロティックアートがどのように紹介されているのか、興味津々です。

実際に目にした作品は、どれもじっと観るのがはばかられるような男女の営みのシーンであったり、思わず笑ってしまうような奇想天外なエロ発想の場面の数々。けれども、それ以上に構図や色のバランスなど、芸術的なセンスと技量の高さに目が釘付けになってしまいました。
葛飾北斎、歌川広重、喜多川歌麿など、日本の江戸時代を代表する巨匠の作品の数々を間近に目にしたのも初めて。美人画の作品も多数展示されていたのですが、中でも『我が輩は猫である』の装丁で有名な明治時代の版画家、橋口五葉の美人画「浴シリーズ」は、日本女性の特徴的な黒髪の妖艶で繊細な表現が印象的でした。

期待以上のボリュームとクオリティの作品は、ウィーンの「レオポルド美術館」の所蔵コレクションとのこと。レオポルド美術館といえば、センセーショナルなエロスを描いたエゴンシーレの作品コレクションが有名ですが、さすがのお宝をお持ちです。

今回、展示のよかった点は、解説にもあります。春画には漫画のように人物同士の「会話」が描き込まれているのですが、江戸時代の「古典の日本語の会話」は、日本人の私でも読解不能。けれどもドイツ語と英語で、日本語に忠実に会話の翻訳文があったので、内容がよく理解できました。
実際、読むのに赤面するような男女のコトの最中の生々しい会話なので(笑)、おそらく日本の春画の展覧会では解説に「現代語訳」がつかないのではと想像します。日本ならではの「自主規制」で。春画を観るなら海外、それもウィーンがおすすめです。(笑)

『Shunga』展は2017年1月29日まで。




by rutsu_tobii | 2016-11-21 22:00 | アート&デザイン | Trackback | Comments(0)

ウクライナの立て笛

シュテファン大聖堂のクリスマス市で写真と撮っていると、カタコトの日本語でウクライナ人の大学生に話かけられました。なんでも、学費を稼ぐために土産物を売っているいい、手にした小さな箱の中には、ウクライナの伝統的な木工製品がいろいろと入っていました。

セールスかあ、と半信半疑に根掘り葉掘りいろいろと話を聞くと、キエフの大学でフランス語を専攻している学生さんで、日本語は日本語を専攻している友人からちょっと教わったとのこと。他にもドイツ語、イタリア語、英語、トルコ語が話せるので、将来は語学力を生かした職につきたいのだとか。
6か国語も話せてもちろん素晴らしいのですが、思い出したのは、しばらく前にたまたまトラム乗り場で乗り合わせて、話をしたスロバキア人の若い女性のこと。彼女はなんと11か国語も堪能で、その中にはジプシー語まであったのです。けれども英語だけは話せないそうでした。(ちなみに、お仕事はウィーンの裕福なご家庭の子女のプライベートの家庭教師をしているそうでした。)

彼女に、多言語が理解できるようになった理由を聞くと「遺伝じゃないかなあ、祖父は8か国語も話せたし」と言っていましたが、私はやはり環境と性格が大きいのでは、と思います。彼女は手話もできるそうでしたが、ちょっとお話した限りでは、私のような見知らぬアジア人とも臆せずに会話できる、好奇心旺盛でオープンな性格の方に見えました。

ともあれ、ヨーロッパに住んでいれば、仕事に限らず有利に生きて行くために、たくさん言葉を勉強する必要があるのよね...と、学生さんのためにもお買い物させていただきました。

手描きでお花の模様が描いてある木製のタテ笛。「本当に鳴るの?」と聞いたら、学生さんは、バックパックの中から自分用の同じ笛を取り出して、鳴らしてくれました。なんでもクラリネットの演奏もできるそうで、多彩なのねーと私は関心しきり。

最後に「パカパカー」というウクライナ(ロシア)語の「さようなら」という挨拶を教わり、お別れしたのでした。
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by rutsu_tobii | 2016-11-20 23:59 | 生活文化 | Trackback | Comments(0)
トビイ ルツ|TOBII & RUTSU「ペン一本でどこでも行ける」生活に憧れるイラストレーター&モノ書きです
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