トビイ ルツのTraveling Mind

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ウィーンファッションの期間限定店

6月も下旬になり、これからが夏本番。とはいえ、ウィーンのほとんどのファッション店のセールのピークは、とっくに過ぎてしまったように思います。セールの開始が早すぎる... (以前にも書いたと思いますが)ヨーロッパの大都市では、セールの開始日を行政が定めて規制しているところが多いのに、ウィーンにはそれがなさそうです。フライング関係なし。店主はビジネスが大変ですねぇ。

ウィーンらしい骨太のファッションはどこで見つかるのかしら...と思っていると、偶然、友人と待ち合わせたショッピングアーケードの中で「Vienna Fashion week Pop-Up Store」を見つけました。9月に行われる「ウィーン・ファッションウィーク」に先駆けて、バイヤーが買い付けたオーストリアをはじめ、ポーランドやルーマニア、ポルトガルなど、日本ではまだあまり馴染みのない新進デザイナーの個性的なアイテムが揃っています。
場所はリングシュトラッセギャラリーという、国立オペラ座近くにあるショッピングアーケード内。空き店舗を利用した、1か月限定の店舗だとか。

オープンは6月2日から6月30日まで。次はどこにポップアップするのかな?



by rutsu_tobii | 2015-06-23 23:59 | ファッション | Trackback | Comments(0)

エルメス レザー・フォーエバー展

いわずと知れた「H」のマーク。一目でかの「エルメス」とわかれど、その成り立ち、歴史、モノ作りの哲学について知らない人が私を含めてほとんどでは?そんな人のための展覧会『エルメス レザー・フォーエバー展』。

なんと上野の国立博物館の表慶館をまるごと貸し切りというスケールの大きさ。まるで日本じゃないような洋館の建物の中に入ると、まずは、実際にメゾンで使われているさまざまな種類の高品質な一枚皮を「触ってみる」というプレゼンテーションに誘われます。
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はるばるフランスから来日した職人さんが、仕事机と道具共々、引っ越してきたという感じの場所で、実際にバックを作っています。目の前でこれを見せられると、「なんでバッグがこんなに高いの?」なんて言えなくなります。(笑)
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これも職人芸。コビトカバ(推定)くらいの大きさがあるど迫力のライノセラス。
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宝石、皮、車、どのメゾンやブランドにも、大金持ちが特注した珍品、いえ、ワンアンドオンリーの逸話つき逸品がありますが、エルメスにもたくさん。香水を入れるだけの荷車、羽の生えた馬具、リンゴ1個入れるだけの鞄…夢を具現化してくれる職人魂、スゴイ。
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他にも総レザー作りのカルーセルがあったのですが、スタッフさんのお薦めもあって人いないのをいいことに乗せていただきました。記念写真も撮ってもらったのですが、暗闇でシルエットしか写ってません(涙)。エルメス展は12/23(水)まで。機会があればしなやかな乗り心地のカルーセルの乗馬もぜひごお楽しみください。

ちなみに、入場時にくれる券で常設展も無料で拝見させてもらえます。実はこの常設展で、日本の重要文化財の仏像や歴史的な収蔵品の数々が見れたのは、おまけというには大きすぎるほどでした。日本の文化も再発見させてくれた、フランスのメゾンの度量の大きさが、実は一番の見所だったかもなあ。



by rutsu_tobii | 2014-12-13 23:59 | ファッション | Trackback | Comments(0)

ふとしたアートの見つけ方

今年もGWの旅を前に、今頃ウキウキされている方が多いことでしょう。4月は次第に暖かくなり、見事な桜の風景が見れるシーズンということもあって、近年は海外からもたくさんの人がこの時期を好んで日本にやって来るようですね。
先日、表参道の人気ショップ『Bazar et Garde-Manger バザーエ・ガルドーマンジェ』で行われたトークイベントでご一緒した、おしゃれなフランス人3人も桜のベストシーズンに来日したラッキーな旅の達人たちでした。ショップのカリスマバイヤーとして活躍するマルト・デムランさんと、彼女の仲良しの友人でたまたま日本を旅行中だったレオ・アトラントの2人組男性デザイナーを迎えて、4月某日クローズドのトークイベントが行われました。

トークのテーマは「旅、ふとしたアートの見つけ方」。マルトさん、そしてレオ・アトラントの2人がそれぞれ旅先で撮影した写真をスライドをみながら、旅でインスピレーションを得たこと、撮影時の独特の「視点」を語ってもらおうというもの。マルトさんは、幼い頃から両親と一緒にアマゾンやモロッコなどを旅し、現在はバイヤーとしてヨーロッパと日本を中心に好奇心いっぱいにあちこち旅をされている方。レオ・アトラントのお二人は、現在モロッコに制作拠点をおいているものの、世界中を旅し、実におもしろい視点で撮影した写真を見せてくれました。

個人的に印象的だったのは、マルトさんのお母さんが暮らすノルマンディー地方の伝統的な作りの家々の写真。屋根のデザインがオーガニックな曲線を描いた、ちょっとコルビジェのロンシャンの教会にも似た可愛らしいスタイルに、温かくて可愛らしいマルトさんのルーツをみた気がしました。
レオ・アトラントの2人の写真は、ご本人たちいわく「お母さんに見せたらちっともいいと思ってもらえない(笑)」といわれるようなシーンばかり。ベルリン、ボルドー、NY、モロッコなどいずれもフォトジェニックな街ですが、いわゆる観光写真のような美しい風景とかではなく、撮影されている物体の色のコントラストが鮮やかだったり(例:食べかけのどぎついピンク色のドーナツと、着ていたブルーのパンツ→笑)、建物の鉄骨や、窓の反射、地面に移る影など、グラフィカルな発見があるクリエイターらしい視点の写真の数々。レオ・アトラントの作品は、いろんな色や柄の布をコラージュしたような無国籍な雰囲気のあるショールなどが人気ですが、やはり彼らの創作物に通じる楽しさがありました。

日本で撮影した写真も見せてもらったのですが、「これぞ日本」とレオ・アトラントの2人が見せてくれたのは踏切の遮断機の写真。ストライプ柄のバーや鉄骨、矢印、信号の組み合わさったそのオブジェは、視覚的にも情報に溢れている日本の印象そのものなのだとか。電車のホームでよく見る足下の矢印にも興味を示していたようです。確かに日本では上を向いても下を向いても道路やホーム、通路と至るところに案内や指示が書かれていますからね。(笑)親切ととるか、管理社会ととるか、騒々しいホームの案内アナウンスもそうですが、特にヨーロッパとは大きく違うところです。

このイベントで私は、僭越ながらトークの進行役をさせていただきました。初めてのことで超緊張!そんな私を3人とすごく優秀な同時通訳の方が助けてくださり、ライターとしてもクリエイターとしても勉強なった機会でした。
私個人も旅先ではたくさん写真を撮影します。多くは後で絵に描こうと思って撮ったり、記録として撮影するのですが、もうちょっと楽しんで撮ってみたいな。今回のイベントでは、記録どころかイベント後の記念撮影すら、全くの1枚も撮影するのを忘れてしまって残念でした。
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こちらはおみやげにもらったマルトさんの料理のレシピ本。彼女の南仏でのライフスタイルもわかる素敵な写真がいっぱいです。



by rutsu_tobii | 2014-04-24 23:00 | ファッション | Trackback | Comments(0)

新しい作業着

2月1日は旧正月。本格的に新年になり、何か新しくしたい気分だったのですが、とりあえず新しいエプロンを使い始めました。
仕事柄何を着てもいいのですが、室内での作業がほとんどなので、気分を変えるために重宝する仕事着が私の場合、エプロンなのです。

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スウェーデンのブランドSagaformのエプロン。スウェーデンの国旗の色みたいなピーコックプルーと楽しげなグラフィックに一目惚れしてしまいました。ウィーンのMQ近くのデザインショップFJORDLYSで昨年、手に入れました。デンマーク人の親切な女性オーナーが経営する素敵なお店です。

小保方さんの作業着は割烹着だそうですが、実際、絵を描く時などは腕カバーがあると便利。素敵なデザインの割烹着があれば、私もぜひコレクションに加えたいです。和製作業着の今後のデザインに期待。



by rutsu_tobii | 2014-02-01 10:00 | アート&デザイン | Trackback | Comments(0)

舞踏会シーズン再び

世界的に有名なウィーンの学友協会で行われるウィーンフィルのニューイヤーコンサート。今年は途中でフューチャーされるウィーン国立バレエ団のパフォーマンスの衣装を、ヴィヴィアン・ウェストウッドが担当するというので、クラシック音楽ファンならずとも、元旦のNHKの生中継放送をご覧になったモードファンも多いかもしれませんね。私もその一人でしたが、ブランドのアイコニックなチェック柄や、独特なテーラード風の衣装で見る楽しみが増しました。

今月はその同じ学友協会で、『ウィーンフィル舞踏会』が行われます。1月、2月はウィーンの舞踏会のピークシーズンですが、ウィーンフィルが開幕式で演奏する舞踏会はこれだけとか。クラシック音楽とファッション共に大好きな友人は今年も参加を予定しているようで、遅れをとった衣装探しに奔走している模様。彼女の場合、有名ブランドのドレスを参考にウィーンの仕立て屋さんに頼むようで、私の元にも毎日のように「どれがいいと思う?」と写真が送られてきて、返事に忙しくなってきております。(笑)

『ウィーンフィル舞踏会」の日は団員も、演奏より踊りを楽しむのだとか。(耳の肥えた客のために演奏は誰がするんでしょうね?)開催日も1月23日、ワン・ツー・スリーとワルツっぽいのはシャレてます!
そういえば、ニューイヤーコンサートには、オーストリアのアルプスを舞台にした『サウンド・オブ・ミュージック』の主演で有名なジュリー・アンドリュースが観客の中にいましたが、そんなセレブも踊る姿がこの舞踏会で見られるかも。友人のレポートを待ちたいと思います。



by rutsu_tobii | 2014-01-10 00:00 | その他 | Trackback | Comments(0)

セールに見る靴考察

6月も終わりに近づいて来ましたが、ウィーンでは夏のセールがとっくに始まっています。フランスやイギリス、ベルギーなどの西ヨーロッパの国では、店が協定を作って夏も冬もセールの開始日が決まっているものですが、オーストリアなどの中欧の国ではそのような取り決めは特にないようです。
よって、いつもセールの開始がすごく早い!景気低迷もあってか、ますますフライング気味のような気もします。

私は必要なもの以外の買い物はあまりしなくなりましたが、靴だけは別。ウィーンではとてもお得な買い物ができるのです。好きなイタリアのブランドのシューズがよく揃っている上、アジア人の小さいサイズが残っていることも多く、同じ店でなんと一気に4足も大人買いしてしまったこともあります(笑)

お好みもあると思いますが、ウィーンで靴を買うなら、レインブーツは狙い目かも。雨や雪が多いせいかバリエーションも豊富。イギリスのHunterのいろんな色やデザインがよく揃っていて、Jimmy Choo X Hunterのような日本で人気のコラボものもセールで手に入ります。冬場に便利なウォータープルーフタイプのブーツも、種類がたくさん。(ちなみに、寒い期間が長いせいか、夏のセールでも冬物のブーツが普通に売られています。)
ウィーンの女性は、実用的な靴が好みのようで、フランスのレペットのフラットシューズも多くのセレクトショップに入っています。

ヨーロッパブランドも豊富ですが、オーストリアもクラフトマンの国とあって、靴のオリジナルブランドがいくつかあります。最近では、Thinkというコンフォートシューズのブランド店が、日本でも表参道に路面店をオープンしたそうです。やっぱり実用的な靴がお得意なのかな。

メンズでは、Ludwig Reiterルーディック・ライターがお馴染みのブランドですね。メンズの方が有名かも知れませんが、私は日本で買ったレディスのレザーシューズを2足色違いで持っていて、相当長い間、重宝しています。そういえば、まだウィーンの本店には行ったことがありませんでした。近々のぞいてみたいと思います。



by rutsu_tobii | 2013-06-24 21:45 | 海外の旅 | Trackback | Comments(0)

アントワープのファッションショー2013

6月はヨーロッパの学校の卒業シーズン。ウィーンでも芸術アカデミーの卒業展覧会が行われています。残念なことに今年もうっかりファッション科の卒業展のファッションショーを見逃してしまいました。ベルンハルト・ウィルヘルムのショーもフューチャーされてたのに惜しかった。

卒業展のファッションショーといえば、ベルギーのアントワープ芸術アカデミーのショー。卒業生に多くの有名デザイナーを輩出していることもあって、毎年ファッション業界から大注目のショーですが、今年は今週末6/14,6/15に行われます。今年は芸術アカデミーは創立350周年、ファッション科は50周年を迎えるイベントイヤー。ショーの方も何かスペシャルな演出があるかな?インターネットのLIVEストリーミングで観ることができますよ!

Antwerp fashion show



by rutsu_tobii | 2013-06-10 20:15 | 海外の旅 | Trackback | Comments(0)

DVS in アントワープ

数々の有名モードデザイナーを輩出しているベルギーのアントワープ。一時期ほどの勢いはないかもしれませんが、またいろいろとニュースが聞かれるようになってきました。最近では、アカデミー出身のクリスチャン・ワイナンツがインターナショナル・ウールマーク賞を受賞したり、在学中の学生がH&Mデザインアワードを受賞したりと、あいかわらずいろんな世代のデザイナーたちが活躍している模様。先日届いたプレスリリースによると、「アントワープの6人」の一人である、Dirk Van Saene ディルク・ヴァン・サーンが新しくアントワープにマルチブランドショップ『DVS』をオープンさせたそうです。
自身のコレクションの他、6人の1人のウォルター・ヴァン・ベイレンドンク、ベルギーの若手デザイナーや、昨年、再び自身のコレクション発表を復活させたヴェロニク・ブランキーノなど、主にベルギーのデザイナーやメゾンの商品を紹介しているようですね。

木を多用した洗練された温かみを感じさせる店内。場所はアントワープファッション同様、常に人々に贔屓にされてきたファッションシューズ店『Coccodrillo ココドゥリロ』のレディス店と同じビルの2階です。

ディルクは昨年クローズしてしまったパートナーのウォルターのセレクトショップ『Walter』にも関わっていましたが、今度は自らが動きだしたのですね。今年、彼はキャリア30周年を迎えるとのこと。彼らがスタートとなったアントワープモードの伝説はまたひとつ節目を迎えたようです。



by rutsu_tobii | 2013-02-28 23:59 | ファッション | Trackback | Comments(0)

エミーリエ・フレーゲのテキスタイルコレクション

クリムト作品を語る上でかかせない人物、エミーリエ・フレーゲ。オートクチュールのサロンを経営していたそうですが、写真を見るからにとてもスタイリッシュ。クリムトにも影響を与えた彼女は、美に対してとても研究熱心でもあったようです。
彼女のテキスタイルのコレクションを紹介する展覧会が、クリムト生誕150周年記念関連イベントのひとつとして、民族博物館で開催されています。

思ったほど展示数は多くなかったのですが、東欧を中心とする、刺繍やレースなど手仕事が施された作品は、一点一点が見応えがあります。
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展覧会の解説を読むと、女性の体をコルセットの拘束から解放するドレスを作るなど、とてもリベラル。なんだかウィーン版のココ・シャネルみたいです。
『素顔のクリムト展』では彼女のポートレート写真や、遺品であるユルゲンシュティールの建築家としても有名なヨーゼフ・ホフマンの美しいブローチなども見ることができますよ。

『エミーリエ・フレーゲのテキスタイルコレクション』展は、2012年12月2日まで。



by rutsu_tobii | 2012-07-26 23:20 | アート&デザイン | Trackback | Comments(0)

Le ddのスリッパ

昨年、ウィーンのMQ内のミュージアムショップで見つけて以来、愛用しているイタリア発のLe dd のスリッパ。先日同じショップでセールしていたのを見つけたので、リピート買いしてしまいました。

重量が軽く、簡単に洗濯もでき、乾きも早く、モコモコの気持ちいいはき心地...とさまざまな点で優秀。浴室用はもちろん、旅行の携帯時にも便利だろうと思って買ったのですが、実際、昨年、羽田空港内のデザインショップで販売されているのを見かけました。すでにご存知の方もすでに多いでしょうか? 改めてオススメです!

パッケージが真空パックになっているのも、アーティスティック。ミュージアムショップの商品にセレクトされていたのも、そういう理由があるのでしょうね。ちょっとしたプレゼントにもよさそうですよ。

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by rutsu_tobii | 2012-07-19 22:29 | ファッション | Trackback | Comments(0)
トビイ ルツ|TOBII & RUTSU「ペン一本でどこでも行ける」生活に憧れるイラストレーター&モノ書きです
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