トビイ ルツのTraveling Mind

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世界の介護問題

ウィーンにいるオーストリア女性の友人からメールが来ました。来週からイタリアにバカンスだとか。うらやましい。西ヨーロッパは今がベストシーズンですからね。
もう秋のバカンス計画までたてているそーで、70代のお舅さんがNYマラソンに参加するため、家族で応援にいくとか。日本でも最近ランニングブームですが、年配ランナーの海外遠征は頼もしいですね。ぜひ東京シティマラソンにも来て、参加してもらいたいものです。

一方で、彼女のお母さんはすでに90近くの高齢で寝たきり。介護が必要な状態で、スロベニア人の方に面倒をみてもらっています。オーストリアも高齢化社会で、労働者1人につき2人の老人の面倒をみなくてはならずで、財政上、大きな社会問題になっているのだとか。加えて、介護者の手が足りないので、東欧からの移民に労働力を頼らなくてはならないにもかかわらず、移民の多くが不法入国者なのだそうです。政府も対処に困っているとか。友人も身近な問題なので、とても興味をもっているそうでした。

日本では介護サービスのコムスンの事業撤退がニュースになっていますが、欧米ほど海外からの労働力を受け入れる習慣ない日本は、将来どーなるんでしょうね。昨年、ベトナムに行った際に、ベトナム人の方に言葉や介護を学んでもらい、日本に来てもらうといったビジネス計画があると聞きましたが、実現するのでしょうか。
みんな歳をとるわけですが、どの国の人にもお世話にならなくていーように、いくつになっても健康でいたいものですね。



by rutsu_tobii | 2007-06-08 10:00 | Trackback | Comments(0)

理想のおうち

リクルートの季刊ムック本『eyeco』秋冬号用のイラストを納品。
テーマは「読者が考える理想の家」ということで、雑誌の寄せられた読者の声をもとにしたアイデアのあるお庭やキッチン、リビングなどを描きました。

家やインテリアは街並と共によく依頼されるテーマで、実際に描くのも見るのも大好きです。出張に出かけると、「将来の自分が造る家の参考に」と夢を抱きつつ、人々が暮らす民家や建物をデジカメでやたらとパチパチ撮りまくります。先日のベトナム出張時も、走る車の窓から見える民家を何十戸と撮りました。
ベトナムの一戸建ては、どれもパステル調の色の壁に、装飾はヨーロッパ風。2階建てはたいてい前面に白亜のバルコニーがあり、1階建ての家も必ず居心地のよさそうなポーチがあります。「どことなくモロッコの民家に似ているなあ」と思ったのは、ベトナムもモロッコも、かつてフランス植民地だったせいでしょうか。どこの家にも庭にうっそうと南国の木々が茂り、木陰は涼しそうです。
ハンモックを木に吊り下げた家も多々見かけました。ハンモック!憧れますね。ベトナムのお家でちょこっと試させていただきましたが、いつか自分の家にぜひ♡と想いを強くしました。

訪れたベトナム中部の街では、河の氾濫で水害が耐えないので、みんな一生懸命働いて稼いだお金をいい家を造るためにつぎ込むのだそうです。確かに見かけた家はりっぱなものも多く、石造りの家は、涼しい上に水で冠水しても大丈夫なようです。

石やれんがを使った家は素敵なんですが、地震の多い日本ではちょっと無理かもしれませんね。北欧に行く機会があれば、木造りの家をたくさん見て、さらに「理想のおうち」を研究したいものです。
(写真はベトナムのフエで見かけた民家)
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by rutsu_tobii | 2006-07-24 20:50 | イラストの仕事 | Trackback | Comments(0)

ベトナムの風水

ベトナムの旅が終わり、一段落したところです。かの地も暑かったですが、この東京のもあーっとした暑さで、体内のGPS機能が地理的違いをセンサーする次第。

旅行中はあまり現地の様子をブログにてご紹介できなかったので、折にふれて気づいたことをお話したいと思います。
ベトナム訪問は初めてだったので、いろんな発見がありました。思った以上に中国文化の影響が強い場所で、王宮をはじめ由緒ある建築物の多くは風水に従って建てられていました。ベトナム人の家庭の多くが家の建築をはじめ、当然のように生活に風水をとりいれているそうです。
中でもおもしろかったのが、果物の食べ方。ベトナムでは、たくさんの種類の果物が食卓に並べられた場合、酸っぱいもから甘いものを順番に食べていくのが流儀とか。その際、パイナップルのように酸っぱい果物には、塩に少量のとうがらしをまぜたものをちょっとつけて食べます。これまた風水の考え方で、食べ物を含めすべての物事には「イン&ヤン(陰陽)」があり、陽の気をもつ果物に、陰の気をもつ塩をつけることで、身体の中にとりいれる際に陰陽のバランスをとるようにするのだそうです。
「相反する2つのもののバランスが大切。偏ってはいけない」という考え方は、先に訪れたバリでも、繰り返し聞いたこと。片やバリのヒンズー宗教、片やベトナムの風水哲学と、場所も出所も異なりますが、よりよい生き方のために見いだされた自然の法則や摂理は、共通するものがあるのでしょうか。

それにしても、東京は暑過ぎます。思えば、こういった「〜過ぎる」というのがいけないんでしょうね。クーラーを効かせたいところですが、ここは先人達の教えに従い、バランスを考えながら涼むとします。



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by rutsu_tobii | 2006-07-13 20:35 | 海外の旅 | Trackback | Comments(0)

「ドリアン」先生

昨日はホーチミンから車で70kmの場所、ミトーよりメコン河下りに出かけました。
ご存知、ベトナム南部を流れる泥で茶色に濁った大河ですが、この地域に暮らす人びとは河の水にみょうばんを入れてこの濁りをとり、洗濯用の水に利用するとか。
「ミネラルが豊富な泥は、お肌にもいいんですよ♡」と、日本語の堪能な地元の美人ガイド、ヤンさんが教えてくれました。このテのオルタナ美容法には、目がないわたくし。「メコン河の泥石鹸」とか、誰かおみやげ用につくってくれないかしら。

そんなメコン河沿いの名物は、豊富な果物。周囲の島には、ジャックフルーツやランブータン、スターフルーツなど南国ならではの果物がいっぱい採れます。
姿かたちがエキゾチックでおいしいものばかりですが、「フルーツの王様」のドリアンだけは、ハリネズミのような強烈なビジュアルと近寄りがたい匂いで、遠目に見ているのがせいいっぱいです。

そういえば、先日、ダナンからホーチミンに移動する飛行機の中でのこと。
乗務員から受け取ったブランケットが異常な匂いを放っているのに気づきました。魚の腐ったような匂いとでもいーましょうか。隣の席にいた写真家のIさんの声が、「ド、ドリアンよ〜!」と裏返ってます。誰かが機内に持ち込んで、押さえがたいこの匂いをブランケットでどうにかしようとしたのでしょう。「ドリアンは匂いがすごいから、機内持ち込み禁止のはずなんだけどねえ」とIさん。たしかに「残り香」もすごかったです。

ガイドのヤンさんは、フルーツを食べながら、高校生時代の印象深い先生の話をしてくれました。とても怖い先生で、生徒が悪いことをすると、ドリアンの固いハリネズミのような殻の上に裸足で立つという罰が与えられたそう。
「それでも、ハートのあるとてもいい先生だったので、毎年9月20日の『先生の日』には、たくさんの教え子が先生にいろんなおみやげを持って集まるの」、とヤンさん。彼女にとって、ドリアン=先生の想い出のようです。

匂いも姿も強烈なドリアンは、それにまつわる想い出もまた、忘れがたいものなのかもしれませんね。



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by rutsu_tobii | 2006-07-11 18:38 | 海外の旅 | Trackback | Comments(0)

ベトナムの朝

ベトナムの中部の街、フエから移動してホイアンにやって来ました。こちらは、連日30度を越す猛暑。夜も熱帯夜ということもあって、人々は眠れない時間を過ごしているようです。バイクに乗って、一晩中、走り回り、涼む人がたくさんいます。原付バイクの免許がいらないため、ものすごい数のバイクが走っているベトナムならではの過ごし方でしょうか。

宵っぱり族がいる一方で、かなりの早起きの人たちもたくさんいます。健康コンシャスな中国系の方が多いせいもあるのか、運動で身体を動かしたりする人も多く、同行の写真家の目撃情報によると、「橋の欄干につま先を引っ掛けて、逆さづり状態で腹筋運動してた」人もいたそう。命がけの腹筋運動は、かなりの効果がありそうですね。笑

今朝は朝の5時前から、撮影のために港から市場の方にでかけました。
朝も早くから買い物客でごった返す様子は見ていて楽しいですが、人々の朝ごはんの風景もベトナムならではの風景。ベトナム風のフォー(米粉の麺)や卵麺の朝食もあれば、かつての宗主国であるフランス風バゲットに豚肉や野菜をはさんだサンドイッチもあり。今朝は、市場で売るためか、フランスパンを50本くらい自転車の荷台につけたカゴの中にびっしりと突き刺して移動する人をみかけました。
小脇に1本抱えるフランスパンのイメージが、私の中で覆った朝でしたが、おいしさはフランスのものと変わりません。

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by rutsu_tobii | 2006-07-09 01:34 | 海外の旅 | Trackback | Comments(2)

ソルト&ペッパー

ベトナム中部のフエという古都に、取材に来ています。
お天気が心配でしたが、乾季の終わりということで、こちらは快晴&たいへん暑いです。

フエという街は、日本の京都にあたるような古い首都で、ベトナムの宮廷料理で有名な場所。ベトナム料理といえば、お米を使った麵フォーや春巻きが有名ですが、フエ料理は、それらと海産物、そして包丁で細工を施した野菜を添えるなど、見た目の豪華さが特徴的です。
個人的には、どの料理にもあう調味料としてついてくる、ベトナム産の塩と胡椒が大変気にいってしまいました。塩は自然の塩田で作られると天然塩で、こちらでは、この塩と胡椒をライムを絞って混ぜ、名物のエビや鶏肉のゆでたものにつけていただきます。暑い気候にはぴったりのさわやかな味です。

ホテルの部屋にも、バスソルト(お風呂にいれる塩)がたっぷりと用意されてましたから、ベトナムの塩は食べてよし、美容によし、といったところでしょうか? 胡椒の方も、パンチの効いた香ばしさ。少し持ち帰って、HPのおみやげコーナーにて、後日ご紹介したいと思います。



by rutsu_tobii | 2006-07-07 00:30 | 海外の旅 | Trackback | Comments(0)
トビイ ルツ|TOBII & RUTSU「ペン一本でどこでも行ける」生活に憧れるイラストレーター&モノ書きです
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