トビイ ルツのTraveling Mind

ベルギー・アントワープへの招待

12日のチャリティX'masパーティで、ベルギーの品々に囲まれてご縁が戻ってきたせいでしょうか、昨日、ひさしぶりにアントワープに暮らす日本人女性YさんからFAXのお手紙が入りました。
今から40年以上も前に、私も通ったアントワープの王立美術アカデミーを、彫刻を学ぶために日本人で初めて入学された女性で、今もひとりで作品を作りながら達者にお暮らしです。

FAXには、私がアントワープに暮らしていた10年以上も前に書いた『ベルギー・アントワープへの招待』という本をひさびさに読み返して、本の中で紹介されている場所を散歩したくなった、といううれしい内容でした。
実は、パーティに参加した方の中にも、今だにあの本を大事に持っていてくださった方がいて、「絶対にあの本は売りません」とうれしいことを言ってくれる女性がいました。もう絶版になっているので、古本でしか流通していないのです。

当時はアントワープファッションの人気が出始めた頃で、ファッションで有名な王立アカデミーや現地の情報がまだ日本ではほとんど手に入らなかったこともあって、本を読んだ学生さんから、よく問い合わせをうけたものです。

Yさんの手紙によると、今では日本人の在住者もずいぶん増え、中国食料品店に日本の食材が入荷すると、すぐに売り切れてしまうとありましたから、事情もずいぶん変わってきたようです。何しろインターネットで情報も豊富にとれますし、電子メールもありますからね。

『しまうまのしごとさがし』の原画展が行われているディセ マートと同じフロアにある英語のレッスンスクール『English Avenue イングリッシュ アベニュー』にも、アントワープの王立アカデミーで勉強したいという学生さんが通っていたそうで、スタッフの方達も現地に情報を問い合わせたりして、いろいろとお手伝いしたとか。ずいぶんサポートが恵まれているものです。

Yさんがアントワープに暮らし始めた頃は、異国生活にかなりのご苦労があったことと思いますが、今の学生さんたちは、情報やコミュニケーションがとりやすい分、もっと外にでていくといいのにな、と思います。

事情はずいぶん変わったと思いますが、アントワープの古い街並はほぼ、そのまま。みなさまも機会があれば『ベルギー・アントワープへの招待』を読んで、街を歩いてみてください。



by rutsu_tobii | 2009-12-14 23:10 | 著作本

トビイ ルツ|TOBII & RUTSU「ペン一本でどこでも行ける」生活に憧れるイラストレーター&モノ書きです
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