ネイチャー・センス展
空に浮かぶ抽象的画のような雲や、美しい模様が描かれた毛皮をもつ動物、えもいわれぬ色をつくりだす花を見て、「自然ってほんとうに素晴らしいアーティストだなー」と感動すること度々。
はっきりとした四季があって、豊富な自然に恵まれた日本に暮らす人々は、自然から多大な学びー美意識、宗教観、宇宙観が育まれているのは当然のことに思えます。
六本木の森美術館で開催中の『ネイチャー・センス展』は、独特の風土をもつ日本の自然知覚力を考える展覧会。自然といっても、そこに包括されるのは、宇宙から細密で複雑な人体の中のミクロのつくり(小宇宙)、宗教や哲学といった、ものごとの成り立ちに関する思考までのスケールの大きいものです。
インスタレーション中心の作品でしたが、展示の中で一番、私が多くの観賞時間を費やしたのは、「ネイチャーブック・ラウンジ」なのでした。
・
風景や動植物のビジュアル本にとどまらず、物理や天文学などの自然科学、宗教や哲学まで、今回の展覧会が扱う幅広い自然のテーマに関する本がセレクトされ、自由に手にとって読めるようになっているのです。ここだけで、何時間も過ごせそう。脳科学本、文字文明の本、動植物に関する本などを中心に爆読してしまいました。笑
室内はクーラーが効いているので、ここで長居を決め込まれて行く方は上着のご用意をおすすめします。
はっきりとした四季があって、豊富な自然に恵まれた日本に暮らす人々は、自然から多大な学びー美意識、宗教観、宇宙観が育まれているのは当然のことに思えます。
六本木の森美術館で開催中の『ネイチャー・センス展』は、独特の風土をもつ日本の自然知覚力を考える展覧会。自然といっても、そこに包括されるのは、宇宙から細密で複雑な人体の中のミクロのつくり(小宇宙)、宗教や哲学といった、ものごとの成り立ちに関する思考までのスケールの大きいものです。
インスタレーション中心の作品でしたが、展示の中で一番、私が多くの観賞時間を費やしたのは、「ネイチャーブック・ラウンジ」なのでした。
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風景や動植物のビジュアル本にとどまらず、物理や天文学などの自然科学、宗教や哲学まで、今回の展覧会が扱う幅広い自然のテーマに関する本がセレクトされ、自由に手にとって読めるようになっているのです。ここだけで、何時間も過ごせそう。脳科学本、文字文明の本、動植物に関する本などを中心に爆読してしまいました。笑
室内はクーラーが効いているので、ここで長居を決め込まれて行く方は上着のご用意をおすすめします。
by rutsu_tobii
| 2010-08-10 09:53
| アート&デザイン
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