トビイ ルツのTraveling Mind

ファッションズ・ナイトアウト2010

昨晩の表参道と青山エリアは、一夜限りのショッピングイベントファッションズ・ナイトアウト2010』で、大賑わい。日頃からおしゃれな人たちが集まる界隈ですが、昨夜は一層、個性的なファッションで着飾った人たちが集まり、街全体がワクワクした気分で包まれていて、その場にいるだけでも楽しかったです。不況をきっかけに昨年始まったイベントだそうですが、景気に関係なく続きそうな期待感も感じます。

主催であるVOGUE誌が発行されている、全世界16か国で一斉に行われたそうですが、グローバルイベントという点では、最近では『ジャパン・レストラン・ウィーク2010』がありましたね。地元客や観光客に、外食文化を楽しんでもらおうとNYでは20年以上も続いているイベントだそうで、期間中は普段、なかなか足を運べない高級レストランでの贅沢な食事も手頃な料金で楽しめるとあって、毎回大成功を納めているとか。
今年6月にベルギーに出張した際も、たまたまレストランウィークにあたり、シックなレストランの店内は満席で活気づいていたのですが、このイベントを行う国(都市)は増えているそうです。

昨晩のファッションイベントでも、日頃は足を踏み入れにくいハイエンドなブランド店でも気軽に入れて、商品をはじめ、インテリアやディスプレイといったブランドの美意識をじっくり堪能できました(もちろん思う存分、買い物できるのが一番よかったのですが 笑)
商品の価値を客に伝えるため、プレゼンテーションから接客まで徹底した世界観の作り込みは見事です。

昨晩は表参道のスワロフスキーで、商品展示のコンセプトを担当していたフードクリエーションの諏訪綾子さんご本人から話を聞く機会がありました。渡り鳥をモチーフにしたブランドストーリーにインスピレーションを受けたというロマンチックな展示のアイデアや、ウェルカムドリンクのオリジナルカクテルの話を聞いたりすると、ブランドの世界観をお客さんに細部にまで伝えようという信念が感じられます。一流といわれるものの姿勢は同じですね。

以前、表参道近辺の有名建築家がてがけた海外ブランド店をいくつか取材する機会があったのですが、某世界的ブランドでは、商品ディスプレイにもかなりこだわりがあって、本国のデザイナーに信頼されている、ある才能ある日本人スタッフが指示するディスプレイが、日本国内だけでなく世界中のどの路面店でも寸分違うことなく、統一されているそうでした。商品の回転が早いと大変そうですが、徹底してますね。

最近、不況とファストファッションで逆風が吹いているハイエンドなブランド店ですが、本物はやっぱり、多少の流儀は変えながらも、どんな時でも態度も姿勢も揺るがないもの。そんな高尚な精神性が触れられるこの界隈の素敵なお店は、ある意味、気持ちがキリッとできるパワースポットかもなあー、と思いながら、夜の街をわくわくそぞろ歩いたのでした。



by rutsu_tobii | 2010-09-12 11:13 | ファッション

トビイ ルツ|TOBII & RUTSU「ペン一本でどこでも行ける」生活に憧れるイラストレーター&モノ書きです
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