トビイ ルツのTraveling Mind

大分の食@座来 その1

銀座にある大分の郷土料理の店『座来』で行われた、大分産のブランド食材を使った食事会に参加してきました。大分の食についての口コミサイト、MIOclub主催のイベントです。

今回いただいたのは、県の北部にある宇佐市で生産されているブランド食材を中心とするコース。食事の前に、宇佐市長さんから宇佐についての簡単な説明がありました。

宇佐といえば、宇佐神宮。このブログでも以前にご紹介しましたが、全国に4万ある八幡宮の総本宮。パワースポットとしても人気です。

双葉山の出身地。前人未到の69連勝を果たした相撲力士ですが、この秋場所でもしかすると白鴎に破られてしまうかも...ということで、再び注目を浴びてますね。

話題のB級グルメ。大分県は鶏肉の消費量が全国一なのだとか。唐揚げが家庭料理として有名で、特に宇佐市内ではあちこちに唐揚げ屋さんが立ち並んでます。東京だと戸越銀座と十条に専門店があるそうですよ。

他にも人気の観光スポットなど魅力は盛りだくさんなのですが、何はともあれ、今回は宇佐の食についてのイベント。大分出身の私でも、口にしたことも聞いたこともないブランド食材と、独創的なレシピのメニューばかりでした。

というのも、瀬戸内海に面し、野山の自然にも恵まれた大分は、バリエーション豊かな食材が手に入るものの、採れる分量がさほど多くないので、もっぱら地元や県内で消費されるケースががほとんど。全国区に打って出る一大ブランドとなるようなものが少ないのだとか。逆にいうと、希少価値のある食材が多いのですね。
料理の仕方についても、江戸時代に小さな藩に分割された結果、郷土料理も細かい地域ごとにレシピが少しづつ違って、ローカル色がとても豊かなのだそうです。

お話をきいていて、とってもコースが楽しみになってきました♪
このお話をしてくださったのは、「生活工房とうがらし」の代表の金丸佐祐子さん。地元の宇佐を中心とする大分の郷土料理とし、ゆずこしょうなど、とうがらしをつかった食を紹介されています。

今回、会の最初に金丸さんの工房で紹介している、「院内ゆずごしょう」のレシピが紹介されました。大分は九州一のゆずの生産地で、ゆずごしょうの発祥の地だそうです。

樹齢50年の木から採れた宇佐市院内産の青ゆずと、天ヶ瀬産の青とうがらし、それにぴったりあう「なずなの塩」という佐伯(県の南部)の釜煎塩を、すり鉢であわせたものを、目の前で『座来』の料理長がつくってくれました。
レシピは生活工房とうがらしのHPで紹介されてますよ。
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できたてのフレッシュなゆずごしょうの香りで、いっそう食欲が増してきました。
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その2に続く



by rutsu_tobii | 2010-10-17 10:26 |

トビイ ルツ|TOBII & RUTSU「ペン一本でどこでも行ける」生活に憧れるイラストレーター&モノ書きです
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