トビイ ルツのTraveling Mind

薬膳のお話 その1

まだ11月の初めというのに、都内の繁華街にはもうクリスマスツリーが登場。(本場のフィンランドでもまだなのに!笑)年賀状や来年のダイアリーの売り出しも始まっていますね。街の生活はいつも時間が先へ先へと進んでいて、季節や旬がわからなくなってしまいます。

そんな中、国際薬膳師を講師に招いた薬膳についてのお話と食事会があるとお誘いをうけ、行ってみました。
もともと東洋医学ベースにある、人体を小宇宙と考え、自然に沿った生き方をすることで、安定した健康に恵まれるという「天人合一」の思想や「陰陽五行説」に興味があったので、国際中医師でもある講師の方の詳細な解説を楽しみました。

基本的に、人それぞれの体質によって適した食は違ってきます。ただ旬の野菜や果物には、季節の変化で人間の体にも引き起こされる変化に対応するための必要な栄養や特性が備わっているので、積極的にとるべきということを再認識。例えば、空気が乾燥して呼吸器系が弱りやすい秋は、旬である水分の多い梨や柿などが効果的なのだそうです。
1日の中でも季節がめぐるように体も変化します。体を冷やしやすいフルーツや緑茶類は体温が上がってくる朝から昼にかけてとり、夜は避けた方がよいとのことでした。体を温める食べ物と冷やす食べ物を知って、うまく摂ればOKです。

今回、改めなければと思ったのは、甘いものの摂り過ぎについて。講師の方も強調してましたが、特に白砂糖はカルシウムを溶かすので骨が弱くなったり、老化を早めてしまう悪しき食材。私も家で使う砂糖は黒砂糖やはちみつにしているとはいえ、市販のお菓子には白砂糖がいっぱい使われてます。寒くなるとチョコやスイーツが欲しくなるので、今年の冬も何とか対処しなくてはなりません。

「どんなに食べるものを選んだり、カロリー計算をしても農薬づけの野菜を摂っていたらまったく意味がない」という講師のお言葉にも納得。野菜は有機栽培を選ぶとか、よく洗ったり、皮を厚くむくなど工夫しないと害になってしまいます。医食同源を実行するには、マメさと緊張感が必要ですね。

それにしても、商業的な理由により狂わされた季節感といい、仕事で書く原稿の内容もいつも2か月くらい先なのは、体に悪そう。(笑)実際にはこれからが本格的な秋の紅葉シーズン。なるべく自然の中に足を運んで、リアルな季節を感じながら食を通じた健康を楽しみたいと思いました。



by rutsu_tobii | 2010-11-05 22:54 |

トビイ ルツ|TOBII & RUTSU「ペン一本でどこでも行ける」生活に憧れるイラストレーター&モノ書きです
by rutsu_tobii
プロフィールを見る
更新通知を受け取る

最新の記事

『鉄輪の記憶』展
at 2020-06-16 19:00
私のコロナ対策(情報編)
at 2020-05-25 15:00
『HAPPINESS』展ふたたび
at 2020-05-19 14:00
今年も蒸し通
at 2020-05-17 21:30
アマビエLINEスタンプ発売
at 2020-05-16 12:30