トビイ ルツのTraveling Mind

英国王のスピーチ

巷ではイギリスのウィリアム皇太子のロイヤル・ウェディングが話題になってますね。イギリスの王室ファミリーは、世界の王室の中でも格別に注目を浴びている存在ですが、国の存在感以上に、歴史的に王室メンバーに個性的なキャラクターの持ち主や奇異なエピソードが多いからでしょーか。

今年のアカデミー賞の作品賞ほか、4部門を獲得した『英国王のスピーチ』は実話に基づいているそうですが、王族のみなさん、役者が揃いすぎです。(笑)吃音症を言語療法士と友情を築きながら克服する主人公のジョージ6世をはじめ、登場人物がみな実在の人物だからこそ、楽しめる作品。

王位を捨ててバツ2のアメリカ人女性シンプソン夫人と結婚した、かの有名なエドワード8世(ウィンザー公)も、おもしろおかしく描かれています。(ガイ・ピアーズがヤサ男風に好演♪)映画でも、エドワード8世のシンプソン夫人へのご執心ぶりがうかがえますが、私の記憶の中で、以前、何かで読んだ「ウィンザー公は夫人が亡くなった後に彼女に贈った宝石を悲しみのあまり全部壊してしまった」というエピソードがロマンチックというか熱烈というか、ケタ外れすぎて(笑)、このカップルについつい目がいってしまいました。この2人の話の映画化って、ないんでしょーか!?

やんごとなき方たちも、普通の人間。観た後は気持ちがホッコリします。



by rutsu_tobii | 2011-03-03 23:00 | 映画

トビイ ルツ|TOBII & RUTSU「ペン一本でどこでも行ける」生活に憧れるイラストレーター&モノ書きです
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