皆既月食
昨日6/15の夜(日本時間6/16未明)、人生初の皆既月食を、ここウィーンで観測することができました。
幸いお天気がよく期待していたのですが、夏至の直前の時期とあって、いつまでも太陽が高いまま。ちょうど食が最大になる(月が太陽の影にすっかりと覆われてしまう)直前の夜の9時過ぎ、ようやく南東の空の低い位置に浮かんでいる、細い月に気がつきました。眺めていると、月がますます細くなって、まるで暗闇に溶けてしまうようになくなってしまったのです。
その後は1時間半ほどの間、ぼんやりと赤茶色に霞む月が、グレーの仮面をつけたまま、そろそろと南の空のステージへと上って行きました。そして夜の11時すぎに、再び月の光が輪郭からこぼれはじめ、みるみる細い月が太っていき、日付が変わる頃には、黄金色の丸い月へと変化していったのでした。
運がいいことに、家の寝室の窓は観察の特等席。視界を何ら遮るものがないので、およそ10年ぶりという長時間に渡る神秘的な皆既月食のショーを、じっくり堪能することができました。
同じ窓からの眺め。ちょうどこの山の上で月が姿を変えていきました。
幸いお天気がよく期待していたのですが、夏至の直前の時期とあって、いつまでも太陽が高いまま。ちょうど食が最大になる(月が太陽の影にすっかりと覆われてしまう)直前の夜の9時過ぎ、ようやく南東の空の低い位置に浮かんでいる、細い月に気がつきました。眺めていると、月がますます細くなって、まるで暗闇に溶けてしまうようになくなってしまったのです。
その後は1時間半ほどの間、ぼんやりと赤茶色に霞む月が、グレーの仮面をつけたまま、そろそろと南の空のステージへと上って行きました。そして夜の11時すぎに、再び月の光が輪郭からこぼれはじめ、みるみる細い月が太っていき、日付が変わる頃には、黄金色の丸い月へと変化していったのでした。
運がいいことに、家の寝室の窓は観察の特等席。視界を何ら遮るものがないので、およそ10年ぶりという長時間に渡る神秘的な皆既月食のショーを、じっくり堪能することができました。
同じ窓からの眺め。ちょうどこの山の上で月が姿を変えていきました。
by rutsu_tobii
| 2011-06-16 21:15
| 海外の旅
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