トビイ ルツのTraveling Mind

大阪チップス、北海道あられ

海外にいて特に日本食でなくても不自由を感じない方ですが、いわゆるアジアンフードは大好き。ウィーンでは、専門店にいかないとスパイスや材料は手に入らないのかしら?と思ったら、案外大きなスーパーで、簡単に手に入ります。例えばMerkurメルクルという大型チェーンスーパーでは、キッコーマンの醤油、しかもテリヤキソースやさしみ用といった種類もある。値段は日本とあまり変わらないくらい。焼き海苔や日本米、手巻き寿司をつくるスノコまで売ってます。豆腐はなんとビオのものがごくリーズナブルな価格で普通に売られているのです。
アジアの他の食材も、中華麺やベトナムのフォー、タイ、インドのカレーやスパイスまで基本的な物は揃うし、加えてヨーロッパに近いトルコやギリシャ、中近東のエキゾチックな食材も置いてあるのはうれしい限り。そんな訳で、珍しいのもあってスーパーに行くといつも長居してしまいます。

日本=「スシ」「テンプラ」みたいに、その国について何も知らなくても、食べ物は知ってるといった具合に、海外では食のイメージがそのまま国のイメージになっていることは、よくあること。食材売り場に並ぶ日本食を見てみると、ローカルのお菓子メーカーが作っているお米のチップス(オニオン、サワークリーム味、塩味)には、何の脈絡もなく「Osaka大阪」という名前がついてるし、ごく普通のあられには「Hokkaido北海道」の名が。イタリア産の日本米の袋には、ちょんまげを結ったおサムライさんのイラストが描かれてました。....安易すぎないか(笑)。お米チップスがタコヤキ味だったら「大阪」とか、ジャガイモを使ったお菓子が「北海道」だったらわかるのですが、もう少し踏み込んだコンセプチャルなネーミングをつけてもらいたいところです。(笑)

海外に行くと、日本人が思っているほど海外の人は日本のことを知らない、と実感することは多々あります。スーパーででまわる日本のお菓子のネーミングが、せめて「まいど大阪」とか「北海道の雪」みたいに、日本の地方のおみやげのネーミングレベルまでになったら、たいしたものなんだけどなあ。



by rutsu_tobii | 2011-09-07 23:55 |

トビイ ルツ|TOBII & RUTSU「ペン一本でどこでも行ける」生活に憧れるイラストレーター&モノ書きです
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