トビイ ルツのTraveling Mind

ひさしぶりの東京

先月末は1週間ほど、打ち合わせや私用で、ひさしぶりに東京へ。昨年、春に東京を離れて以来、8か月ぶりだったのですが、その間に、さすがにいろんな新しい施設ができていました。

代官山にできた蔦屋書店/DAIKANYAMA T-SITEは、オトナのTSUTAYAのうわさどおり、オーバー40世代に響く厳選した書籍や音楽などのエンタテイメントソフト、雑貨が充実。中でも1960年代〜1990年代の懐かしい雑誌のバックナンバーを見ながら、お茶やお酒を呑みながらゆっくりできるラグジュアリーなラウンジが、狙った世代には大変魅力的。若い頃の感性を育ててくれた思い出深い雑誌や、Esquireのような私の過去の取材記事が掲載されている雑誌もあって、またこの空間で誰かに読まれることがあるかしら、と思うと単純にうれしかったです。

原宿と新宿の間に挟まれ、文字通りロケーションもキャラクターもニッチ(隙間)感が強かった代々木には、食やカルチャー複合施設、代々木Villageができてます。代々木は私が20年近く暮らした最愛タウンなのですが、利便性にもかかわらず、感度の高い人々が集まるようなカルチャースポットは、全くなかったのです。特に不足していたおしゃれなカフェとパン屋が代々ビレにはちゃんと入ってる。もっと早くできて欲しかった!最近取材した編集者さんによると、レストランは今も夜は予約でいっぱい、パン屋も夕方には売り切れ状態だそうです。

ノマドワーカーに重宝な、原宿のThe Terminalは、今後も時々、利用したいスポット。訪れた時は午前中だったので、まだ人がまばらでしたが、2、30代を中心とするクリエイターっぽい人たちが黙々とノートPC持ち込んで仕事してました。私はソファ席でうだうだ考えごとをするだけでしたが(笑)、マイペースに過ごせるのもよしです。

会員制のクローズドの場所ですが、昨年1月に改築されたという麻布台の東京アメリカンクラブも、今回、仕事でお世話になった方に連れて行っていただき、日本の中のアメリカが体験できて楽しかったスポットです。ワインダイニングは、エントランスに床から天井まで届くガラスケースがあって、中にはびっしり並んだワインボトルが並び、フロアの中央には、和紙のランタンが白い大蛇のように美しく天井へと伸びていて、圧倒されました。デザインは、ペニンシュラ東京の内装なども手がけている照明デザイナーの堀木エリ子さんでした。

今回、訪れたスポットは、たまたま利用者が世代や嗜好、職業など、かなりはっきりと分かれていた空間やサービスでした。都会的で好奇心を刺激する新スポットは大好きですが、実は、私が個人的にずっと気になっていることは、来るべき「超高齢化社会」なのです。蔦屋書店もある意味「高齢化マーケット」なのかもしれませんが(笑)、シニアに特化したサービス増やすのではなく、異なる世代間で気持ちよく交流できるような洗練された場所やサービスが、ますます必要な気がしています。

東京は、日本でいち早く新しいものが生み出される場所だと思いますが、そんなスポットが近い将来できるでしょうか。そして、地方にも、ぜひともそんな画期的な場所が増えてほしいものです。



by rutsu_tobii | 2012-02-05 20:54 | カルチャー | Comments(0)
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トビイ ルツ|TOBII & RUTSU「ペン一本でどこでも行ける」生活に憧れるイラストレーター&モノ書きです
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