トビイ ルツのTraveling Mind

ウィーンの舞踏会

今の時期のウィーンのエンタテイメントといえば、舞踏会。オーストリア観光局のHPによると、毎年450を超える舞踏会が行われているのだとか!テーマや主催もさまざまに、毎夜、あちこちで行われているようです。...と他人事のように書いているのは、今のところ、私自身は出席を試みる予定はないため。ダンスのステップも覚えなくてはいけないし、踊りの上手なパートナーのエスコートも、ロングのイブニングドレスも必要。夜ともなれば零下10℃にも届こうかという気温の中に出かけるとなれば、暖房の効いたリムジンでdoor to doorのお迎えでもない限り、私はシンデレラのように舞踏会を妄想するので十分... と数々のハードルを数え上げているところに、友人のひとりから舞踏会レポートが届きました。

実際のところ、ウィーンの舞踏会の多くのドレスコードは、基本的に男性はタキシード、女性はロングのイブニングドレスではありますが、会によってはカジュアルでもOKだったり、民族衣装や仮装がテーマなど様々。加えて、男女共にひとりで参加するのもぜんぜんアリなのだとか。という訳で、女友達の一人は毎年、いくつかの舞踏会を多くの場合、ひとりで参加して楽しんでいるそうです。

その友人が、今年はあの国立オペラ座で行われる舞踏会に初めで足を運んだそうで、いろいろレポートしてくれました。オペラ座舞踏会はオーストリアではその様子がテレビ中継もされているのですが、すっかり忘れてました。(汗) 観たことのある方はご存知かと思いますが、今年もウィーンフィルハーモニー交響楽団の演奏でファンファーレに始まり、名物のデビュッタント達の初々しい踊りで優雅に幕をあけたそうです。ただ指揮者のメスト氏は病気のため急遽ペーター・シュネイダー氏に変更されたとのこと。
国立オペラ座のバレエ団のデュエット作品がいくつか披露され、その後、人々はオペラ座内のあちこちの部屋へ。舞踏会場はメインホールだけかと思ってましたが、日頃、休憩室や飲食に使われているホワイエなど、あちこちの部屋が会場となり、異なるジャンルの音楽が演奏されていたのだとか。1950年代のスウィング音楽や、ポップやロックまでいろいろ。もちろん踊りに決まった「型」やステップはありません。友人が送ってくれたプログラムを観ると、なんとDJの入ったクラブ系の音楽ラウンジもあります。
私は舞踏会というと、音楽はワルツか、社交ダンスで使用されるルンバなどのラテン系音楽くらいと思っていました。実際、友人も国立オペラ座の舞踏会なので、もっと伝統的かつ優雅にワルツが流れててもいいのでは?と少し不満に感じたくらいなのだとか。踊り以外にも、ルーレットなどのカジノや、オイスターバーやエスプレッソバーなどのエリアも用意され、友人も含めゲストたちは思い思いに夜を楽しんだようです。

今年はイースターが3月末なので、例年より舞踏会シーズンは短めに切り上げられる模様。友人の話を聞いて少しは舞踏会に興味がもてましたが、やっぱり寒いのが難。私のように冬シーズンの参加に躊躇される方は、夏にいくつかある舞踏会をおすすめします。



by rutsu_tobii | 2013-02-11 21:35 | エンタテイメント

トビイ ルツ|TOBII & RUTSU「ペン一本でどこでも行ける」生活に憧れるイラストレーター&モノ書きです
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