トビイ ルツのTraveling Mind

バリアフリーのオーストリア

今年の春は法事でひさしぶりに祖母に会う機会がありました。今年92歳と高齢の祖母は、昨年末から外出時に車椅子が必要になったのですが、車椅子を押しての移動やトイレのお手伝いを初体験しました。
今まで街中で車椅子を自ら使っている方や、付き添いの方が押している姿を他人事のように見ていましたが、まさかその役目を行う機会があるとは...。やってみると、多くの気づきがありました。車椅子で食事のできる店はとても少ないんですね。車椅子が入れるような大きな入り口のあるトイレがなかったり、段差や通路の狭さなど設備面でまず利用できる店が限られています。
「健康上の理由や、高齢になって車椅子が必要になったら、外食の楽しみが減ってしまうのね...」と思っていた矢先に、日本では乙武洋匡さんが銀座のイタリアンレストランで入店拒否されるという出来事がツイッター上で発覚しました。
ウィーンの友人にその話をしたら、「日本は先進国の中で一番高齢化が進んでいるのに、対応が遅れているのは大変じゃない」と言われたのですが、本当ですね。これから車椅子人口が増えるのは必至。飲食店に限らずサービス業の店の対応もお願いしたいですが、公共施設は大丈夫でしょうか?

世界一暮らしやすい都市といわれるウィーンは、さすがにバリアフリーが整っていて、101の地下鉄の駅すべてにエレベーターが完備されているそうです。車椅子で降りる時に便利なように、入口と出口の扉が反対になっているので、ベビーカーを押しているお母さんたちにも快適です。
もうすぐ夏の旅行シーズンですが、バリアフリーの進んだヨーロッパでは車椅子でも楽しめるスポットがたくさんあります。オーストリアの観光局のページにも情報がありましたので、参考にしてみてください。



by rutsu_tobii | 2013-06-05 22:17 | 海外の旅

トビイ ルツ|TOBII & RUTSU「ペン一本でどこでも行ける」生活に憧れるイラストレーター&モノ書きです
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