トビイ ルツのTraveling Mind

ウィーン国立オペラ座のバレエガラ

2013年の6月も終わり。暦と共にウィーン国立オペラ座の2013年度の公演も終了しました。いろいろ作品を観た12年度に較べ、13年度に観た公演はたった1本。しかもシーズン終了2日前の駆け込み的に(笑)。幸い「観てよかった!」と思える大満足の公演でした。プログラムは毎年恒例のバレエ公演の『ヌレエフ・ガラ2013 Nurejew Gala』。ロシアの名ダンサーで振り付け師のヌレエフの追悼特別ガラ公演で、今年もバラエティに富む9作品を堪能できました。

全く予備知識なしに行ったのですが、かえって楽しい発見に遭遇。最初は古典の名作『ラ・シルフィード』から始まったのですが、日本人のダンサーがいきなり主役で登場でした。木本全優さんという方で、最近ウィーンのオペラ座で初の日本人男性のソリストとして昇格したばかりのダンサーだそうです。同じく同オペラ座で活躍する橋本清香さんとは、ご夫婦だとか。橋本さんも『ディアナとアクテオン』のディアナ役や、『ヴァスラウ』ではご夫婦2人揃って登場。舞台にお花が投げ込まれたりして、大変ご活躍の様子でした。

舞台上で奏でられるバッハのピアノのソロ演奏にあわせた『ヴァスラウ』では、ダンサーの技術と身体能力に圧倒。『マイヤーリンク』は男女の危険な逢瀬が感じられる、情念漂うパ・ド・ドゥで引き込まれました。音楽はフランツ・リスト。後で調べたら『マイヤーリンク』はオーストリアのルドルフ皇太子の人生を題材にした作品と知りました。全編観てみたい!
『シルヴィア』では、芸術監督のマニュエル・ルグリ氏自らが、オーレリー・デュポンが共演。昨年夏に2人が踊る「フラゴナール」の絵を題材にした作品を観て以来ですが、相変わらず息がぴったり。最後は豪華な舞踏会のセットと、大人数の群舞で魅せたロシアの古典の名作『ライモンダ』でフィナーレ。2回の休憩を挟んで、4時間近くの長い公演。何度も繰り返すアンコールで大盛況のうちに幕を閉じました。

10月に始まる2014年度の公演では、ウィリアム・フォーサイスほかモダンバレエのオマージュ作品や、誰もが知る名作『白鳥の湖』がプログラムに入っています。白鳥と黒鳥は誰が踊るんでしょうね!?来季も楽しみです。



by rutsu_tobii | 2013-07-01 22:41 | エンタテイメント

トビイ ルツ|TOBII & RUTSU「ペン一本でどこでも行ける」生活に憧れるイラストレーター&モノ書きです
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