トビイ ルツのTraveling Mind

世界のブックデザイン展

引っ越しを経験する度に、そして大掃除の度に「もう本は買わない」などと思ってしまうのですが、かなり無理(笑)。かさばっても重くても、所有欲をそそる本の魅力って、何なんでしょうね?
ページを開くと、その世界感にどっぷりと入っていける素敵なビジュアル本。思わずジャケ買いしてしまう小説や、どんどん少なくなっていく残りのページに達成感がある自己啓発書や学習本など、やっぱり電子書籍より紙でできた本を手にとってしまいます。

そんな本がもつ魅力を、東京・飯田橋の印刷博物館P&Pギャラリーで行われている『世界のブックデザイン2012-13』で再確認しました。日本とヨーロッパ、中国やカナダなど8か国から選ばれた「世界で最も美しい本コンクール」の入選作200点が見られる、フィジカルに楽しめる本好きには至福の展覧会です。

絵本や写真集、小説、学術書など特殊な本までジャンルもさまざまですが、装丁や文字組などスタイルもいろいろ。単純に見て触って楽しい本ばかりです。内容にあまり興味なくても、本が手にしっくりと馴染む感じが心地よくて、最後のぺージまで開いて見てしまう。そんな本のマジックはやっぱりすごい。

ヨーロッパの欧文字と、日本や中国の漢字や和文の文字組の違いなど、文化の違いが見てとれるのもおもしろいところ。中国の美しい本はまるで漢詩のように「余白」が効果的にレイアウトされていたり、紙のテキスチャーが西洋で好んで使われるものと違います。
紙の書籍ってやっぱり魅力的。ひとつひとつ開いて観ていったので、3時間近くいてもとても観覧時間が足りませんでした。展覧会は3月2日まで。
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by rutsu_tobii | 2013-12-27 23:59 | アート&デザイン

トビイ ルツ|TOBII & RUTSU「ペン一本でどこでも行ける」生活に憧れるイラストレーター&モノ書きです
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