トビイ ルツのTraveling Mind

故郷とは何か

2011年の春に一旦、東京を離れて、ウィーン、実家のある別府、時々東京という生活を初めてもうすぐ3年になります。我ながら実験的な生活をしているな、と思うのですが、この間に同じように海外や地方に拠点を移したり、二重生活を始めた仕事仲間や友人が少なくありません。今週末も小学校の同級生がひとり、アメリカへ移住のために旅立ちます。
その友人に「おもしろいからぜひ観てみて」と薦めたのが、年始にテレビで観たインド人ジャーナリスト、 ピコ・アイヤー氏のTEDでの講演です。

『故郷とは何か』Where is home? PICO IYER

世界には故郷を離れて暮らす人が2億2万人もいるのだとか。アイヤー氏のように、生まれ故郷、育った場所、教育を受けた場所、そしてその後の生活を送る場所や税金を払い、医療を受ける場所がそれぞれ違う人もたくさんいます。そんな時代の「故郷って何?どこ?」の答えは、大変興味深いものです。

今やインターネットやLCCといった手段のおかげで移動が容易な時代になりました。ずっと同じ場所に生まれて育つ人もいるかもしれないけれど、例えじっとしていても社会的には人種や血縁が混じり合い、国際化していきます。
「どこから来たか?」より「どこに行くのか」が意味を持つ、と語るアイヤー氏。物理的な移動だけでなく「立ち止まることで、次の行き先がわかる」「故郷というのは、場所ではなく、心の有り様」といった哲学的な視点を、実体験を交えてわかりやすく語っています。

エピソードにでてくる「カリフォルニアの山の上にある修道院」には行ってみたいなぁ。




by rutsu_tobii | 2014-01-10 10:00 | カルチャー

トビイ ルツ|TOBII & RUTSU「ペン一本でどこでも行ける」生活に憧れるイラストレーター&モノ書きです
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