低温スチーム製法のジャム
鉄輪温泉の天然の蒸気を利用して、ゆっくり低温で蒸して作ったジャムだそうです。40度〜90度の低温で蒸すと、酵素が働き、素材本来の旨味や甘みがより引き出されるのだとか。エコで体にもよいこの調理法。オーナーの安波さんは自ら定期的に低温スチーム講座を開いて、広めています。
(詳しくはこちらのHP →低温スチーム研究会「蒸しくらぶ」http://mushiclub.com)
たくさんあるジャムの種類の中から、大分の特産品でもある梅を選びました。梅は県内の有名な産地、日田の大山産です。
それぞれのジャムには、「アンダンテ」「メヌエット」「プリマドンナ」といった、可憐な名前がつけられているのも楽しいですね。
食べてみると、ゼリーのような柔らかでやさしい食感。こんなに瑞々しい味がするジャムをはじめて食べました。自然の果物の甘さがひきたっていて、いくらでも食べてしまいます。
鉄輪の街ではこんな風に、あちこちの湯治宿の軒先に、温泉の湯気を利用した蒸し釜があります。地熱で野菜や魚を蒸したり、お湯を湧かしたりといったことが、ここでは日常なのです。「地球のかまど」を利用したメイド・イン鉄輪のジャム。自然の恵みが瓶にいっぱい詰まっているんですね。
by rutsu_tobii
| 2014-10-12 23:59
| 食
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