トビイ ルツのTraveling Mind

MUJI BOOKS

無印良品といえば、「無印(ノーブランド)」といいつつも、誰にとっても「あんな感じね」と、はっきりと商品が思い浮かぶブランドは、なかなかないのではと思います。

そんな無印良品が、書籍の専門店を3万冊を集めたMUJIBOOKSを、博多キャナルシティに開設。素材にこだわる無印だけに、セレクションが気になります。1冊づつ丁寧に選ばれたという蔵書は、まさにMUJIファンに響きそうな、生活に密着した食や住まい、堅実で知的な生活のインスピレーションになりそうな良書揃いでした。

一般的なカテゴリー別や、あいうえおのインデックス順のレイアウトではなく、「ごはんと本」「からだと本」「香りと本」といった「○○と本」売り場や、「もしも○○があったら、○○をしたら」といった切り口で、いろんな角度から好奇心を喚起するような工夫がたくさん。
「○○入門」として、何かを理解するには「本を3冊で読む」というテーマに沿って選ばれた3冊がセットになっている企画には、思わず向学心がムクムクと呼び覚まされます。MUJIBOOKSの監修に関わっている書籍界の賢人・松岡正剛氏が率いるイシス編集学校のオリジナル企画とのこと。本のことを知り尽くしている人々が関わることで、より専門性が高い(難しいという意味ではなく「通」なセンスの)わくわくするような本と出会えるセレンディピティの場になっているのは、さすがです。
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思えば、今から20年近く前、ベルギー人の友人たちが東京に来る度に、熱心に無印商品を買い集めては絶賛していたのを見て、改めてその魅力に気づかされた記憶があります。言葉も生活背景も違う人々にも愛される無印良品ですが、MUJIBOOKSの企画そのものも、海外のMUJI&書籍ファンに受けるんじゃないかなあ。
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「でも、文字を一切読めなかったときの方が より大事なものを 学んだんじゃないかな」。故・石井桃子さんの言葉、深いです。



by rutsu_tobii | 2015-03-10 23:59 | カルチャー | Comments(0)
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トビイ ルツ|TOBII & RUTSU「ペン一本でどこでも行ける」生活に憧れるイラストレーター&モノ書きです
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