トビイ ルツのTraveling Mind

越後妻有アートトリエンナーレ

JALの機内誌『Skyward』7月号のアートコラムにて、気鋭の現代アーティスト、レアンドロ・エルリッヒ氏のインタビューを行いました。今年の夏、新潟十日町市にて行われる「越後妻有のアートトリエンナーレ」の参加アーティストです。

前回2003年に行われた第1回目のトリエンナーレでは、ロシア人のイリア・カバコフ氏による棚田に作られた農夫のインスタレーションや、人気建築家ユニット手塚貴晴・由比氏による、潜水艦のような作りの建物など、世界各国から集まったアーティストたちのユニークなアート作品で話題になりました。
今回、レアンドロ氏は、民家を1軒まるごとを写真撮影したものを地面に敷き、それを巨大な鏡に映して、あたかも本物の民家が建っているかのような「だまし絵」風の作品を予定しています。写真の上に人が乗ると、まるで屋根や壁に登っているかのように見えるのです。こうして、見る人も作品に参加することによって、このトリエンナーレが目を向けている村の過疎化や、日本固有文化の見直しへと導きます。

アルゼンチン人で現在、パリをベースに創作活動を続けているレアンドロさんは、来日回数も多い親日家でした。インタビューをした当日は、前の晩に到着した直後。時差で早く目が覚めてしまったので、早朝、築地にお寿司の朝ご飯を食べに行ったのだとか。きっと新潟に作品作りのために滞在している間、もっともっと日本通になっていることでしょう。

日本の原風景の中で見る、さまざまな現代アートの作品は、とても新鮮なはず。今年の夏の旅行先におすすめです。

越後妻有トリエンナーレ:
http://www.echigo-tsumari.jp/



by rutsu_tobii | 2006-07-01 22:00 | 文章の仕事 | Trackback | Comments(0)
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