トビイ ルツのTraveling Mind

『プラダを着た悪魔』

日本で今秋公開の映画『プラダを着た悪魔』のマスコミ向け試写会に行ってきました。元米ヴォーグ誌編集長のアシスタント経験を持つ女性が書いた原作をもとに作られた映画だそうですが、およそ経験談かとおぼしきストーリーは、NYに暮らす若き女性が、有名ファッション誌のモーレツ敏腕編集長の下でキャリアを積み、仕事や恋に悩みつつも成長していくといったもの。
タイトルにあるよーに、プラダをはじめ、ヴァレンチノ、シャネルなどのブランド服や、現役デザイナーやモデルもゲスト出演するなど、めくるめく最新ファッション満載で話題になってます。そのせいか、会場の六本木ヒルズのシネマでは「なりきりコスプレ?」っちゅーくらい、気合いの入ったファッショナブルな人々で溢れてました。

到着が開演ギリギリだったせいで、会場に入るとすでにほぼ満席。編集者の方と一緒だったのですが、後ろの方で別々に座るか、並んで座れるけど最前列の席につくしかない状態です。誰でも経験あるかと思いますが、ある種「究極の選択」。以前、同じような状況になった時に、一緒だった友人が「せっかく大きなスクリーンで見るんだから前の方がいい」と言っていたのを思い出します。で、「大画面もいいかも」と最前列の席へ。しかし、映画を見終わった頃にはガチャ目になりそーなほど、スクリーンが近いです。
「やっぱり後ろにしとけばよかったかな... 」と後悔しはじめた頃に、主催者のスピーチが始まりました。「今日はサプライズがあります。この映画の衣裳を手がけたパトリシア・フィールドさんが来ています」。
なんと、人気TV番組『セックス・アンド・ザ・シティ』の衣裳も担当した超有名なコスチューム・デザイナーさんが、そでから歩いてきて目の前に立ち、「ハロー。数時間前に、NYから到着したところなんですよ」と、ご挨拶を始めました。
一転、私の席はVIP席に♪ 記念に写メさせていただきました。

以前、ファッション誌などでインパクトのあるお姿を拝見してましたが、実際、目の前にいらっしゃるパトリシアさんは、独特なスタイルをお持ちです。誤解を恐れずいうと、(たぶん同世代と思われる)シンディ・ローパーちっくな「ギリギリな感じ」のテンションの高さ。着ているものというーより、その「姿勢」がむしろ格好いい感じです。守りに入らぬたくましさ。会場にいたファッショナブルな人々に「怖さ」を感じてしまったのも、そのせいかしら?!

肝心の映画の方は、メリル・ストリープが悪魔的ないぢわる編集長を怪演。主人公のアン・ハサウェイは、出世作の『プリティ・ストーリー』に続き、またしてもダサイ田舎娘がみながうらやむおしゃれ美女に変身という「おとぎ話」がはまってます。
ストーリーや演出は、もう何十年も変わらぬ典型的なアメリカのキャリアガール映画。ファッションのみ最先端、といったところでしょーか。女性のお友達同士で楽しんだり、デートムービーには最適の星5つといった感じですよ。
ただし、大画面でファッショナブルな映像を楽しみたいという人も、最前列だけはやっぱりお薦めしません...

NYのファッション・カリスマのパトリシア・フィールドさん

『プラダを着た悪魔』_d0069964_14223761.jpg

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by rutsu_tobii | 2006-07-29 23:35 | 映画

トビイ ルツ|TOBII & RUTSU「ペン一本でどこでも行ける」生活に憧れるイラストレーター&モノ書きです
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