トビイ ルツのTraveling Mind

夜は暗いもの

いとこの出版社である『一友社』の2冊目の出版本「聊斉志異(りょうさいしい)」を読みおわりました。中国の古典小説家が書いた短編集で、登場人物が人間の姿をした花の妖精だったり、狐だったりと、幻想的な物語を集めてマンガ化したものです。怪異小説とありますが、1冊目の坂口安吾作品がスプラッター系ホラーだとすると、今回はおとぎ話の軽いコワさです。

あとがきが印象的で、「夜は暗いものであった」とはじまります。今や都市部では24時間コンビニや店の灯りで常に明るい街も、かつては夜になれば暗く、恐ろしく、いろんなものが想像でき、夢もみれたのだと。

そろそろ冬至。一年で一番、夜が長い頃ですね。
東京の街中はX'masのデコ電で、住宅街でさえもルミナリエばりの明るさ。こちらも幻想的ではありますが、長く暗い夜に浸るのも、感性を鍛えるには本当はいいのかもしれません。

一友社HP
http://www.ichiyusha.co.jp
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by rutsu_tobii | 2006-12-21 12:05

トビイ ルツ|TOBII & RUTSU「ペン一本でどこでも行ける」生活に憧れるイラストレーター&モノ書きです
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