トビイ ルツのTraveling Mind

マルレーネ・デュマス展

東京都現代美術館で行なわれている女性画家マルレーネ・デュマス展に行ってきました。少々、下世話な紹介ですが、今や世界の現代アート界で作品が億を超える、値上がり率NO.1のアーティストのひとりだとか。日本初の展覧会だそうですが、私はたまたま10年ほど前にアントワープの現代美術館で行なわれた展覧会で作品をみていました。(観ただけでちょい自慢)その頃、すでにU2や日本のドリカムのジャケット写真の撮影で有名だった写真家アントーン・コルベインとのコラボなどで話題になっていましたが、躍動感のある筆致と色が印象的なポートレート作品をたくさん発表しています。
今回の展覧会でも、生身の人間以上にリアルなひとびとの表情、感情を表現した力作揃いで、特に顔を描いた作品は何時間も眺めていても飽きないくらい。とはいえ、もし家にあったら迫力ありすぎて怖いかも。(もっとも億がつく作品なので、そんな心配はいりませんが)
作家はアムステルダム在住で南アフリカ生まれの白人女性ですが、アフリカの生活で目の当たりにした死生観や現地のタフな女性たちの生き方も、もちろん大きく作品に影響していることでしょう。個人的には、映画の『ブラッド・ダイヤモンド』を観たり、フェアトレードの取材など、最近アフリカの白人社会について考える機会が続いていたので、一層、興味深く鑑賞することができました。
次回のW杯の開催地でもあり、観光面でも注目されている南アフリカですが、日本でも今後もいろんな角度から紹介されていくことが増えるのではないでしょうか。



by rutsu_tobii | 2007-05-07 10:00 | アート&デザイン

トビイ ルツ|TOBII & RUTSU「ペン一本でどこでも行ける」生活に憧れるイラストレーター&モノ書きです
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