トビイ ルツのTraveling Mind

アートのちから

昨日は表参道付近はレセプションラッシュだったようで、どこも混雑していました。特に新オープンしたシャネルビルの付近は芸能人待ちの報道陣や一般の人でごったがえして、なんだか華やかな雰囲気でしたね。
昨日、ブログでご紹介した「青参道」のレセプションも界隈で行なわれていました。点在するアート作品の作者さんも多くが顔を出していたようです。現代アートに限らないと思いますが、作者がいれば、作品についていろいろと話を聞くのが、格段に理解が深まります。往々にして、みなさん控えめにしているので、どんどんお話したり、作品について質問するべし。
メイン会場のH.P.DECOでは複数のアーティストの作品が展示中。
アートのちから_d0069964_16433195.jpg彫刻+家具のコンセプトのRAYNOPPLAN(ライノプラン)の作品。アーティスト伊藤一洋氏が個人の作家活動と平行して、山岸鋳金工房とコラボで制作する作品は1点ものの使えるアートといったところ?壊れてしまった椅子などを再利用して、革を張り替えたり、ブロンズ彫刻で装飾。男の部屋似合いそうなスタイリッシュな椅子に。このスタッキングチェア、オリジナルもうちにもありましたね。有名なスタンダードです。50年代の発売当時700円代で売られていたとか。蛇皮模様の革を張って、ブロンズの蛇が顔をだしてます。
アートのちから_d0069964_1644612.jpg彫刻家こんのげんさんは、立方体の木のブロックを組み立て、面取りして人物像をつくりあげていきます。「人間はみな違って見えても、分子レベルまで細かくすると、同じものからできている」といった考えがもとになっている作品だとか。一体の制作に半年かかる力作。
アートのちから_d0069964_16443488.jpgプエルトリコ出身のクリスティーナ・トロさんがつくる、布のアート。おとぎ話の世界の不思議なキャラクターが色鮮やかにつくりだされています。
店のディスプレイに紛れた展示は、深い鑑賞には向かないのかもしれませんが、美術館やギャラリーには立ち寄らない人にも作品がアクセスできるいい機会ですね。38歳で東京芸大に入学してアートをはじめ、活動歴が20年以上というこんのさんも、エッジのきいた表参道での作品発表ははじめてということで新鮮そうでした。お客さんもそうだと思います。
全部は紹介しきれませんが、まったく何もないところから、それぞれの考えと方法で何かを創りだすのは大変エネルギーのいること。そんな作品が通りに紛れているので、パワーをもらってはいかがでしょうか。



by rutsu_tobii | 2007-11-02 10:00 | アート&デザイン

トビイ ルツ|TOBII & RUTSU「ペン一本でどこでも行ける」生活に憧れるイラストレーター&モノ書きです
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