トビイ ルツのTraveling Mind

茶の本

最近、友人とのふとした会話がきっかけで、がぜん「茶の湯」についての興味が沸き、茶に関する本をいろいろと読んでいました。今まで取材の仕事などで必要にせまられて、なかば付け焼き刃に知識は蓄えることはあっても、最近のブームに多少、鼻白む思いも手伝って、なぜか本気で興味はもてなかったのです。しかし、突然モリモリと好奇心が。『家庭画報』な世代になったのでしょーか。

岡倉天心が書いた『茶の本』を読み終えたところですが、100年も前に書いたものとは思えないほど、今の世相にもあてはまる点がまず新鮮。原文は英語で書かれたとのことで、日本語翻訳つきのバイリンガル本もでています。日本の古語や四文字熟語の漢字など、現代の日本人にはわかりにくい表現も英語だと具体的に翻訳されていたりするので、理解の助けになり便利です。

講談社からでている、千室宗さんの解説つきのものを求めに本屋にいったのですが、たまたま在庫がなく、かわりに買ったのが、IBCパブリッシングからでていた同じく『茶の本』のバイリンガルの新刊。こちらは、編集者の松岡正剛さんが序文を書かれてます。ニッポンを世界に語るためのシリーズのひとつらしいですが、確かにグローバル社会の中で日本を改めて知るのに、いい1冊。
武士道が日本文化の「死の術」を述べるものならば、茶の本は「生の術」を謳ったもの、という解説にぐっときます。
読後は、私の場合、まず部屋を片付けなきゃ、と思いました。笑



by rutsu_tobii | 2008-06-23 11:00 | アート&デザイン

トビイ ルツ|TOBII & RUTSU「ペン一本でどこでも行ける」生活に憧れるイラストレーター&モノ書きです
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