トビイ ルツのTraveling Mind

雑誌の未来

週末に仕事仲間の編集者T氏からきた長文メールを読んでいたら、ELLEGARDENのベストが聴きたくなって何度もローテーションしてました。去年の夏によく聴いていたのですが、エルレの「やや後ろ向きのセンチメンタルな感じ」と「希望」の混じり具合が、メールの内容になんだかぴったりに感じたもんで。お題は「メディアビジネスをめぐる社会状況の激変」です。

後ろ向きな感じ→今年は広告ビジネスに依存した雑誌ビジネスがいよいよ破綻、淘汰が進むであろう

それでも前に進まなきゃ的希望→ネットや技術、システムインフラのおかげで誰でも編集者/ライター&版元になれ、個人で利益を生める

先週はEsquire日本版の休刊が発表されたりして、個人的にも思うところはたくさんあったのですが、もう雑誌の淘汰の潮流は止められないのでしょう。事実、Esquireも含め、私も仕事させていただいていた雑誌がわずか半年間で4、5誌は休刊になってます。ヨーロッパの老舗の陶器メーカーのように、職人気質にとんだ素敵な雑誌でさえ、時代の潮流の中に消え行く運命にあるのでしょーか。

T氏は今後5年でメディア制作のプロのニーズは激減し、本や雑誌の将来は「工芸品」や「ぜいたく品」となり、編集者/ライターは伝統工芸師のようになっていくであろう...と未来予測しているようですが、実際はどうなるでしょう?

個人的には媒体の種類や規模はどうであれ、景気がよかろうと悪かろうと、ずっと表現活動はやっていくつもりなので大騒ぎはしませんが、激動の時代の中にいるのは間違いないよーです。
昨年の夏からは予想もできなかった激変。あの夏にはもう戻れないのね☆



by rutsu_tobii | 2009-03-02 00:27 | カルチャー

トビイ ルツ|TOBII & RUTSU「ペン一本でどこでも行ける」生活に憧れるイラストレーター&モノ書きです
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