トビイ ルツのTraveling Mind

個人の時代

しめきりのトライアスロン状態で更新が滞ってしまいました。半年前に「毎日更新はしばらくナシ」と宣言したものの、更新してないと身内に心配されてしまいます。「生体反応」みたいなもんでしょうか(笑)

エスクァイア日本版の復刊に署名しました。「too big to fail for Japanese magazine culture」という皮肉なコメントつきで。アメリカのBIG3みたいに誰か救ってあげて〜。
案の定、編集者のT氏(紙媒体に未練を残しつつ、電子媒体に移ったヒト)から「世の中そんなに甘くない」と言われてしまいました。確かに広告収入以外に利益をあげる画期的な策がとられない限りは、たとえ雑誌が救われてもまた危機に陥ってしまうのかもしれません。読者が明確な専門誌はともかく、総合的な内容のライフスタイル誌は単価を上げて内容に相当な付加価値を与える「高級化」しかないのかも。

同じように構造破綻にみまわれている百貨店もライフスタイル誌みたいなものでしょーか。はるかに規模の小さい個性的なセレクトショップや、個人がやってるネット販売がデパートと競合してます。
雑誌も個人が発信するブログやHPの情報や作品が雑誌よりおもしろく、価値あるものになってしまった部分が、あると思います。

今後は仕事でも私生活でも「個人」がどんどん能力を高めていくべき時代、それが可能な時代なのかもしれませんね。最近は雇用の悪化で会社が社員に副業を認めたりもしているようですが、会社や他人に頼らず、情報を発信したければ自分でする、モノを売りたければ自分で売って稼ぐ、ってな感じ?
そのうち政治も経済も「他人任せ」に愛想がつきたら、みんな個人、自分たちでやりはじめちゃうんじゃないでしょーか。近所の自治や街おこしみたいに身近なところから始めたり、銀行が助けてくれなければ、街の有力者みたいな個人からお金を借りたり、貸したりとか?最近、農産物の偽装で一般に売られている品が信用できなくて、自分で畑で野菜をつくってる人とかいますよね。なんだかプリミティブな世界ですが(笑)、壊れかけた構造に慌てず、個人でできることはやってしまったらいいのでは、と思ってしまいます。簡単じゃないかもしれないけど、幸いその自由と手段はあるのですから。

エスクァイアも、従業員が自主的に経営を続けた品川のホテルみたいに、自発的に続いたらおもしろいんですけどねー。
ドラマは起こるのでしょうか。



by rutsu_tobii | 2009-03-09 23:14 | カルチャー

トビイ ルツ|TOBII & RUTSU「ペン一本でどこでも行ける」生活に憧れるイラストレーター&モノ書きです
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