トビイ ルツのTraveling Mind

カテゴリ:国内の旅( 67 )




別府の桜スポット

今年も桜の時期がやってきました。

いつもながら、花が咲くことで桜の木の存在に気がつきます。しかも遠くからでもわかる、華やかな姿。
特に今年はいっせいに満開になったおかげで、別府の町にいかに桜が多いか、改めて気がつきました。

まれにみるお天気続きの春。1年に一度のこととあって市内のあちこちの桜の様子が気になり、桜ハンティングしてきました。

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境川周辺。
別府の町の真ん中あたりを東西に流れる川沿いは、桜の名所。一足先にこいのぼりが泳ぐ様子は、桜の時期の風物詩になっています。
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別府駅からのアクセスもよい別府公園。
桜以外にもチューリップやクロッカス、パンジー、ツツジなどいろんな花がいっせいに咲き乱れ、すごいことになっていました。
広々としている園内は、別府在住の外国人居住者や観光客にも人気の桜スポット。音楽を奏でたり、バトミントンをしたり、いろんなスタイルで桜を楽しむ人たちが見られます。
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観海寺温泉に近い南立石公園。
鶴見山が間近に見える公園は、静かで個人的にも好きな場所。
ここには、みごとな梅の木もたくさんあり、今年は桜と一緒に見れました。
山を切り開いて作った場所と聞きましたが、山桜や野生の木々の花も楽しめる素朴さが残っています。
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実相寺の山の周辺。
ふもとにあるサッカー場内の桜を遠くから眺めるのもいいですし、山の斜面に植えられた八重桜は見応えがあります。
頂上にある仏舎利塔の上からは、遠くの高崎山と別府の町と一緒に桜の眺めが楽しめます。

他にも鉄輪付近の大観山周辺など、桜スポットはたくさん。
住宅地や並木道のあちこちに桜があふれています。
別府の日常に溶け込んだ桜の姿、ぜひ来年のお花見の参考にしてください。





by rutsu_tobii | 2018-04-05 23:00 | 国内の旅 | Comments(0)

春を告げる野焼き


毎年春に行われる「別府八湯温泉祭り」。祭りにあわせて温泉神社の神事として行われる大平山(通称・扇山)の火祭りを、今年初めてじっくり見学しました。

扇山とは、鶴見山と並んで別府市内からよく見える、きれいな扇型をした山。標高は815mほどしかありません。
標高も低いし、まるでスキー場のようになだらかな斜面に見えるので、一見登りやすそうに見えるのですが、とある登山者の方によると「ずっと同じ風景なので、なかなか辿りつかない感覚があって結構キツい」のだとか。

3月の一番最後の日の野焼き当日は、風もなく穏やかな絶好のお天気。
実相寺という市内にある小高い丘の上から、眺めることにしました。
鶴見山を正面に、山と海に挟まれた別府の町が見渡せる眺めのよい場所です。
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日没の18時半頃から始まった野焼き。
最初は山の頂上から下に向かって両方の底辺へと火がゆっくりと下って行きます。
この間1時間ほど。底辺のラインを少しづつ火が描いていくところまで見学しました。
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京都の大文字焼きのような派手さはないのですが、遠くからみてもなかなか迫力があります。

火は一晩かけて冬の山の枯れ草を焼きつくしました。冬の終わりの厄払い、断捨離といった感じでしょうか? 翌日4月1日には、扇山は真っ黒な姿に変身。
これからまたゆっくりと、新緑に変化する様子が見られることでしょう。





by rutsu_tobii | 2018-04-02 23:00 | 国内の旅 | Comments(0)

鉄輪イベント情報

今年は個展の期間中、鉄輪のイベントがもりだくさん。先日11/15には個展会場でもある冨士屋さんが中心となって、第一回となる鉄輪の街のスケッチ大会と、写真コンテスト11/15にはが行われました。
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湯煙もくもくで、古い湯治宿の建物が多く残る鉄輪は、別府らしい風景がいっぱい。審査員には大分県立美術館OPAMの館長の新見氏らが招待され、80人以上の子供や大人たちが参加。
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個展会場をちょっとだけ抜け出して、外をのぞいてみると、冨士屋の周囲の石畳のあちこちに画板(今はスケッチボードというのですね笑)を抱えた子供たちでいっぱい。いいお天気だったので、できることなら私も参加したかった。
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役得で子供たちのスケッチ作品を見せていただいたのですが、ひなびた湯治場・鉄輪とは思えないカラフルな色遣い、大胆な構図にうれしくなりました。

今週末の連休11/21〜11/23にかけて、鉄輪の街中のあちこちで、スケッチと写真作品の展示が行われるそうです。



by rutsu_tobii | 2015-11-18 23:59 | 国内の旅 | Comments(0)

天空の神社とお堂

話題の県立美術館OPAMのオープンに先駆け、施設のリニューアルや新規オープンが続いている大分市。なんでも100年に1度の大事業と言われているそうです。JR大分駅も大きく変わり、先週は駅ビル『アミュプラザおおいた』がオープン。「しまうまシリーズ」を置いていただいている4Fの紀伊國屋書店さんご挨拶に行ってきました。
とはいえ、私が真っ先に向かったのは、話題の屋上庭園。豪華列車「ななつ星」の車両デザインで知られる水戸岡鋭治氏が手がけているとのことで、訪問を楽しみにしていました。とりわけ興味をもっていたのは「鉄道神社」の存在。アトラクションのひとつかと思っていましたが、以前から交通安全を祈願して神社が駅に設置されていたそうです。
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正式な神社の町を模した「表参道」があり、大分にちなんだ商品やテイクアウトフードを扱う「仲店」が並んでいます。参道を抜けると、そこはまさしく神社の境内。ちゃんと手を禊ぐ「手水舎」も設置され、いくつも鳥居をくぐって、神社にたどりつきます。
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園内には神社のみならず、お堂もありました。駅ビルの外から見上げるとひときわ目立っていたお堂「ぶんぶん堂」。こちらも本物の寺社のように香炉やお賽銭箱があったりと本格的。お堂はらせん階段で上まで登ることができ、大分市内の風景が一望できます。各所に愛嬌のある七福神のオブジェが設置されていて、登るとご利益があるんだとか。日本庭園の格好のよい松の植木を眺めながら、休憩所で和めます。
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個人的には、美しいということだけですでにパワーががあると思っているので、この美意識とユーモアのセンスに溢れた神社やお堂は私的パワースポット認定。(笑)神仏習合の庭園にて祈願した後、紀伊國屋さんに向かったのでした。
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by rutsu_tobii | 2015-04-22 23:59 | 国内の旅 | Comments(2)

祐徳稲荷神社

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日本三大稲荷のひとつ、祐徳稲荷神社は太良の海岸から車で15分ほどのところにあります。京都の清水寺にも劣らないような立派な舞台。商売繁盛の神様だけあって、赤と金で彩られた社殿が何ともおめでたい感じで、気分が上がります。

本殿からさらに上の山頂の方まで、社がいくつも立っています。急勾配で岩がランダムに組んである足場は、かなり歩きにくかったのですが、一旦登り始めるとなぜか後にはひけず。奥の院のある山頂目指してお参りを始めてしまいました。
お賽銭も最初のうちは100円を入れていたのですが、やがて50円、10円とだんだんコインがなくなってしまい、上の社に行くほど金額がダウン(笑)。せっかく山頂に着いたのに、お賽銭がない…と少々、申し訳なく手をあわせていたのですが、「ここまで登ってきたじゃないの」と、風の声が聞こえた気がしました。都合のよい空耳かもしれませんが(笑)。確かに信心はお金だけではないだろうと、妙に納得しました。
山頂まで来ると景色が開けて、遠くの有明海まで一望。美しい景色もまたご利益なのでした。

2/22には、この神社を発着とする駅伝「祐徳ロードレース駅伝」も開催されるそうです。箱根駅伝でも活躍する大学の参加選手たちが、ちょうど祈願に来ていました。ご利益があるといいですね。



by rutsu_tobii | 2015-02-15 23:59 | 国内の旅 | Comments(0)

おいしい佐賀

九州で未訪問の県だった長崎に続き、食をテーマにした取材で佐賀に初訪問する機会がやってきました。今回は、玄界灘に面した鹿島市、温泉でも有名な武雄市と嬉野市を訪れました。
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最初に訪れた鹿島市太良町では「竹崎カキ」と「竹崎カニ」がピークシーズン。有明海の景色の側で、炭火で焼いて食べるカキ焼きの店が15軒以上も立ち並ぶ「太良町カキ焼き街道」は甲殻類好きにはたまらないルートです。日本で一番干満差が大きく、プランクトンが豊富な干潟である玄界灘で育った竹崎カキは、よく太った身が甘くて濃厚。スープもたっぷり含んでいます。
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福岡、熊本、長崎と、個性的な特色のある県に囲まれているせいか、芸人のはにわの歌でその知名度を揶揄されるように、なぜか地味なイメージのある佐賀県。(個人的にはフランス、ドイツ、オランダに囲まれた心の故郷のベルギーを連想して親近感あります。笑)実際は、有田や伊万里といった世界的な陶芸の里を擁し、国内でもトップクラスの食の宝庫。玄界灘もあれば肥沃な干潟の有明海で獲れる海の幸もあり、佐賀牛や嬉野茶、いちごやみかんの果物類、米や日本酒とブランド化している高級食材もたくさんです。昨年末に佐賀をカバーしたミシュラン本も出版されましたが、これからますます海外にもファンが増えるのではないでしょうか。未知の場所だけに、ワクワクの探求でした♪



by rutsu_tobii | 2015-02-14 23:59 | 国内の旅 | Comments(0)

タウン誌『神戸っ子』

昨年11月に別府で開催されたアートイベント「ベップ・アート・マンス2014」。その様子を神戸のタウン誌『神戸っ子』さんが取材し、私の個展にも来てくださっていたのですが、先日その掲載誌が届きました。
神戸と別府間は、昔から多くの旅行者の往来のある街。「さんふらわぁ」というカーフェリーが往復していて、夜に乗船すれば翌朝の早朝には到着という便利な航路があるのです。

地元密着の内容のタウン誌を読むのは昔から大好き。海外にもタウン誌というのがあって、私がそもそも人々の「地元愛」というものに気づかされたのは、アントワープに住んでいた頃に読んだタウン誌の存在がとても大きいのです。街の定期的なイベント情報から、地元で人気の店の知られざるエピソードまで紹介されていて、街への愛着が増したものです。(ちなみに、その中の記事で一番よく覚えているのは「アントワープの某老舗チョコレート屋さんが、男性客の注文でチョコで奥さんの足のサイズのハイヒールを作った」というものでした。笑)

さて、今回いただいた『神戸っ子』。創刊50年を超える歴史あるタウン誌だそうです。タウン誌とはいえ、さすが神戸。ローカルに留まらない全国区や海外でも知られたトップブランドや人物の記事が豊富で、インタビューも読み応えがありました。

いろいろと興味深いスポットが見つかりましたが、心魅かれたのは竹中工務店の「日本で唯一の大工道具の博物館」。昨年、新神戸に移転したという新館は、宮大工がルーツという会社だけあって、建築がすごそうです。
こんな風に一般向けのガイドブックには紹介されていない、魅力的なローカルスポットが発見できるのがタウン誌の魅力ですね。「さんふらわぁ」で、神戸に行きたくなりました♪



by rutsu_tobii | 2015-02-07 23:59 | 国内の旅 | Comments(0)

異国情緒の平戸

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友人の私用について長崎の平戸を初訪問してきました。平戸といえば、出島よりも前に日本初の海外貿易港として栄えた場所。オランダやイギリスの商館が置かれ、南蛮文化がここから渡来したのです。個人的に、ベルギーのオランダ語圏に住んでいたり、取材が多かった関係こともあり、オランダ語圏文化には自然と親近感が湧きます。
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海に面した場所に建つオランダ商館。ここだけ見ると日本じゃないみたい。17世紀の建物の復元で中は博物館。当時の交易品や船の備品、航海図などが展示されています。度々思うことですが、危険を伴う当時の船旅ではるばる日本まで商売しにきたオランダ人の商魂はたくましい…近辺にはオランダ塀やオランダ井戸など、西洋から来た石造りの文化が周囲のあちこちに残っています。

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交易で栄えた城下町辺りは、きれいに整備された木造建築の商店街になってました。世界史の教科書にでてきた三浦按針(ウィリアム・アダムス)の屋敷跡やイギリス商館跡に混じって、平戸名物を売る土産物屋が並んでいます。ビールやペンキ、西洋医学、タバコ、パンなどは、全部、平戸から日本に初めて持ち込まれたそうなのですが、当時もここに並んでいたのかな。
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気になる木は、樹齢380年の巨大なソテツ。南国風のエキゾチックな木はどこからやってきたんでしょう。
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九州の最西端の街、平戸。短い時間の滞在でしたが、世界に開いていた港の海風は気持ちよかったです。



by rutsu_tobii | 2015-01-10 23:59 | 国内の旅 | Comments(0)

OPAMを見てきました

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2015年4月に正式オープン予定の大分県立美術館(通称OPAMオーパム)の空間を、期間限定の一般公開で見てきました。建築設計は、板茂氏。ニュージーランドの紙で作った教会や、やはり紙で作った地震被災地の仮説住宅など、環境と人の安全を考えた建築の数々で世界的に知られるお仕事をされています。竹網の工芸品を思わせる外観。何度か車で前を通っていたのですが、近くで見て、初めて木で組まれているとわかりました。
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外からの光もたくさん入る内部では、自然な木目、新しい木の爽やかな香りが漂い、美術館にありがちな閉塞感がありません。
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丸天井からは、刻々と姿を変える空の景色が見えます。時として、ここでは自然が描くティエポロの絵画のような天井画が見られることでしょう。

素晴らしい場所が用意されたところで、気になる展示の方はいかに?4月の開館がとっても楽しみです!



by rutsu_tobii | 2014-12-01 23:59 | 国内の旅 | Comments(0)

護摩炊き

昼と夜が同じ長さの春分の日。仏教や神道、海外の土着信仰などで古来より神聖な行事が行われることも多い節目の日ですが、春を迎えるにあたり「護摩炊き」を体験してきました。先日ブログで紹介した国東を巡るバスツアーのイベントのひとつだったのですが、場所は国東の文殊仙寺。648年に開山という1300年を超える歴史のある寺は、日本の三大文殊のひとつ。「3人寄れば文殊の知恵」で有名な知恵の神様、文殊菩薩を奉っているお寺です。それだけに、受験生の参拝者が多いお寺なのだとか。

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護摩木にお願い事と名前を記入します。お護摩を行ってくださったのは副住職の秋山文暢さん。まだ30代半ばの若いお坊さまですが、仏教界の伝説の人物・酒井大阿闍梨から天台密教の秘宝を伝授され、昨年11月に断食、断水、不眠の状態で60時間(2日半)かけて8000本の護摩木を焼くというすごい行を行われたそうです。そのために、1ヶ月前から五穀と塩を断ち、体を次第にならしてこの荒行に備えたのだとか。体重が15キロも落ちたというから、その過酷さがうかがえます。

ちなみに酒井大阿闍梨といえば「千日回峰行」という荒行を人生で2度も行われたまさに超人。千日回峰行ともなると、なんと9日間お堂に入り、断食、断水、不眠で行を行うそうですから、それを可能にした「秘宝」って相当スゴそうです。
副住職によると、五穀と塩を断つことで体質改善がされ、体から脂がでなくなるために護摩の際に火に触れても火傷もせず、熱く感じないそうです。「心頭滅却」だけでないんですねー。
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護摩のお釜は(「たぶん」だそうですが)日本一の大きさ、3尺=90cmあるそうです。
お釜の口は仏の口。護摩の際に護摩木と共に五穀もお供え物として投げ入れられ、祈願が行われます

副住職はお話がとても上手で、ユーモアたっぷり。文殊さまの知恵は「生き抜くため知恵」だそうですが、受験生には志望校に落ちた時の話をするのだとか。毎日を生き抜く心構えとは?説法も楽しい護摩炊きでした。
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by rutsu_tobii | 2014-03-24 10:00 | 国内の旅 | Comments(0)

トビイ ルツ|TOBII & RUTSU「ペン一本でどこでも行ける」生活に憧れるイラストレーター&モノ書きです
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