トビイ ルツのTraveling Mind

カテゴリ:文章の仕事( 64 )




お買い物も仕事のうち

7月に入った先週末から、街では夏のバーゲンセールがはじまりました。
風邪ひき、締め切り、出張前の3重の困難を抱えながらも、私も行ってしまいました。だって、仕事ですもーん。
イトーヨーカドーの専門店の方に向けた業界誌で、お買い物に関するイラストエッセイを連載しています。お客さま目線で、店でも店員さんについてでも、何でも好き勝手に書いていいというもの。今まで書いてきたネタは、海外でのお買い物事情や、おひとりさま向けサービスの奨励、エコバックに、季節商品、男性店員の活用法などなど。しかし、2年目に突入するとだんだん書くことがなくなってきます。よって、買い物に出かける度、何かいいネタはないかと探し、ひいては、ネタ探しにわざわざ買いものにでかけることになります。

デパートのセレクトショップに、セレブ系ジーンズをゲットしに出かけました。最近は、洋服を買いにいくと、スタッフは私よりかなり年下の若いお嬢さんたちばかり。可愛らしくてお話するのも楽しいのですが、ベルギーではエッジーなセレクトショップの店員さんでも、案外、4、50代の格好のいいおじさま、おばさまが多かったものでした。人気デザイナーやクリエイターの服は安くはないので、ある程度、経済力のある歳のいったお客が多かったんですね。加えて、モノを見るには厳しい目線をもつ年配客の扱いには、やはり年配の店員といった感じでしょーか。

実際のところ、可愛いけれど、いまいち押しの弱いセールストークのお若い店員さんには物足りなくなっている自分。よくも悪くも歳とったのでしょーか?
「いえいえ、仕事だものっ!」と気をとりなおしつつ、買い物袋を手に店を後にするのでした。



by rutsu_tobii | 2006-07-04 00:02 | 文章の仕事 | Trackback | Comments(0)

越後妻有アートトリエンナーレ

JALの機内誌『Skyward』7月号のアートコラムにて、気鋭の現代アーティスト、レアンドロ・エルリッヒ氏のインタビューを行いました。今年の夏、新潟十日町市にて行われる「越後妻有のアートトリエンナーレ」の参加アーティストです。

前回2003年に行われた第1回目のトリエンナーレでは、ロシア人のイリア・カバコフ氏による棚田に作られた農夫のインスタレーションや、人気建築家ユニット手塚貴晴・由比氏による、潜水艦のような作りの建物など、世界各国から集まったアーティストたちのユニークなアート作品で話題になりました。
今回、レアンドロ氏は、民家を1軒まるごとを写真撮影したものを地面に敷き、それを巨大な鏡に映して、あたかも本物の民家が建っているかのような「だまし絵」風の作品を予定しています。写真の上に人が乗ると、まるで屋根や壁に登っているかのように見えるのです。こうして、見る人も作品に参加することによって、このトリエンナーレが目を向けている村の過疎化や、日本固有文化の見直しへと導きます。

アルゼンチン人で現在、パリをベースに創作活動を続けているレアンドロさんは、来日回数も多い親日家でした。インタビューをした当日は、前の晩に到着した直後。時差で早く目が覚めてしまったので、早朝、築地にお寿司の朝ご飯を食べに行ったのだとか。きっと新潟に作品作りのために滞在している間、もっともっと日本通になっていることでしょう。

日本の原風景の中で見る、さまざまな現代アートの作品は、とても新鮮なはず。今年の夏の旅行先におすすめです。

越後妻有トリエンナーレ:
http://www.echigo-tsumari.jp/



by rutsu_tobii | 2006-07-01 22:00 | 文章の仕事 | Trackback | Comments(0)

2002年W杯の想い出

いよいよ今日は、W杯の日本初戦です。前回の日・韓での開催時から4年。早いものです。
4年前の日本でのW杯の時は、特にサッカー好きではなかったものの、かなり熱狂したものでした。というのは、日本の初戦の相手にベルギーがあたったから。
ベルギーは私が3年半暮らし、日本にベースを移した後も、取材やプライベートで通い続けていた縁の深い国でした。日本の対戦相手ということでベルギーの注目度も増し、時期を同じくして、私が東京と大分で行ったベルギーをテーマにしたイラストの個展で、あまり知られていなかったこの国についてご紹介できたのは幸いでした。肝心の試合では、日本とベルギーが引き分けの結果に終わり、ずいぶんほっとしたものです☆

その初戦で、運命の初ゴールを決めた鈴木隆之選手が奇しくもベルギーのチームに移籍。エキサイトの『ism』の特集のため、彼を取材をしに激寒の最中、しかもベルギーのど田舎にあるヘンクまで出かけていったのも、今となってはいい想い出となりました。

その時の記事はこちら
http://media.excite.co.jp/ism/004/

ベルギーも鈴木選手も、今回のW杯には出場できなかったのは残念ですが、4年前のW杯をきっかけに、サッカーを興味深く観戦できるようになれたのはうれしいこと。出場国を見回してみると、ステレオタイプなイメージの印象でしかない国もたくさんありますが、きっと選手たちの印象深いプレーをきっかけに、もっと知りたくなる国もでてくることでしょう。

本日の初戦で、4年前の鈴木選手のようなヒーローになるのはいったい誰なのか? 今夜は楽しみに見守ります。



by rutsu_tobii | 2006-06-12 21:30 | 文章の仕事 | Trackback | Comments(0)

モロッコ・マラケシュの旅

JALの機内誌『SKYWARD』6月号にてモロッコ・マラケシュの特集記事を執筆しました。

モロッコは、ヨーロッパの人々にとっては距離も文化的にも近いこともあり、バカンスに頻繁に訪れたり、この国で生活している方がたくさんいます。彼らにとっては身近なモロッコも、日本ではまだまだ遠い国、限られたイメージでしか知られていないのを、常々、残念に思っていました。今回は、そんなモロッコの魅力よく知るヨーロッパの外国人の方々のお話と、街歩きの様子を通じてご紹介しています。

お話を聞いたフランス人のルドヴィック・プティさんとマルティーヌ・ゴロンさんのお二人は、マラケシュを拠点に活躍するアーティスト。それぞれがデザインする商品を『H.P.Deco』(TEL:03−3406−0313)他、人気のセレクトショップで手にとったことのある方もいることでしょう。それらのひとつひとつは、彼らのマラケシュのアトリエで、丹念に手作りされているのですヨ。

ルドヴィックさんのアトリエはマラケシュ郊外の1軒屋。アトラス山脈の美しい風景がすぐ側にあり、気持ちのいい風が吹いてくる空間にたくさんの職人さんたちが集まって、作業をしていました。一方、マルティーヌさんのアトリエは、メディナ(旧市街)の一角にある古い場所。車が入ってこれない狭い道なので、ロバの背中にフランスから持ってきた商品のリモージュ焼きのポットを積んでアトリエまで運び、作業をするのだとか。どちらもモロッコならではの、風情溢れたアトリエでした。

ルドヴィックさんは、モロッコに暮らし始める以前から、ブランド名『KIM&GARO/KIM et GARO 』の名前で活躍していますが、「『キムエガロ』(フランス語読み)にはモロッコの言葉で『たばこを吸う人』という意味もあるんだよ。それを知った時に“モロッコには縁がありそうだな”と強く感じたよ(笑)」と、ヘビースモーカーの彼は、半ば冗談、半ば本気で話すのでした。

6月中にJALの飛行機に乗る予定のある方、ぜひとも機内誌をお手にとって読んでみてくださいね。

購入はこちら:

http://www.jalbrand.co.jp/skyw/



by rutsu_tobii | 2006-06-01 23:53 | 文章の仕事 | Trackback | Comments(0)
トビイ ルツ|TOBII & RUTSU「ペン一本でどこでも行ける」生活に憧れるイラストレーター&モノ書きです
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