トビイ ルツのTraveling Mind

カテゴリ:仕事仲間・友人( 71 )




写真展『倶会一処』

お仕事仲間の写真家の前康輔氏が、初の写真集『倶会一処(くえいっしょ)』を出版したとのお知らせをいただきました。現在、表参道の青山ブックセンター本店にて、同タイトルの写真展を開催中です。

以前、彼がweb上で行った写真展を拝見した際に、この聞き慣れない仏教用語を初めて知りました。案内状の解説には「死後に浄土の仏や菩薩たちと、同じ場所(一処)で出会うことができるという意味」とあります。写真集には、18歳の時から35歳の現在まで撮影した、ご家族の写真が収められているそうです。

昨年末に、森美術館で行われていたリー・ミンウェイ展でも感じたことですが、見知らぬ誰かのプライベートな想い出や出来事には、覗き見のような一抹のとまどいを覚えながらも、共感を見いだす楽しみが隠れています。同じ人間ですから。他人の生から死までの営みの中に、自分にも共通する生々しい感情を見つけるのは、とても豊かなこと。そんな期待をもった写真展です。

写真展は2月20日まで。詳細



by rutsu_tobii | 2015-02-03 23:59 | 仕事仲間・友人 | Comments(0)

倶会一処

EsquireやGQなどで一緒に仕事してきた、若手写真家の前康輔くんから、Web エキシビションのお知らせが届きました。1/29まで公開中。会場での展覧会と違って、私のように日本から離れていても、じっくり写真を拝見できるのはありがたいことです。

展覧会のタイトルは『倶会一処』。意味を調べてみると仏教用語で、極楽往生したら、先に極楽へ往っているご先祖や親しい人たちに会えるということなのだとか。スライドショーで映画のように写し出されるのは、彼自身のご家族の命の記録。私小説風でありながら、とても身近に感じます。

生まれて、そしていつか逝ってしまう。
普遍的な誰もに共通する物語です。

展覧会サイト



by rutsu_tobii | 2013-01-19 18:44 | 仕事仲間・友人 | Comments(0)

小泉佳春さんへ

5年前、モロッコ、マラケシュへの取材旅行。西アフリカの刺すような熱い日差しの中、写真家の小泉佳春さんは、カメラを片手に、エキゾチックなスパイスの香りが入り交じるスークの中を駆け回っていました。いつのまにか、革靴屋のお兄さんと仲良くなって、事務所用にと素敵なバブーシュを1ダース、格安でオーダーしていましたね。いいお買い物をしたな、とすごくうらやましかったです。

モロッコ料理店のAl Fassiaは、オーナーをはじめ、スタッフ全員、陽気で美人な女性ばかりでしたが、小泉さんはとても人気者になってしまい、よく笑うちょっと太めの女性スタッフにずっとハグされていたのを、覚えていますよ。

3年前の小豆島への取材旅行。連日35度を超える蒸し暑い日差しの中、今度は湯船山の棚田のあぜ道を駆け回っていましたね。その時も、野良仕事のおばあちゃんや、散歩中のおじいちゃんと仲良くなって、島の苦労話など聞きながら、汗だくでシャッターを切っていたのを覚えています。

取材先の小豆島のオリーブ石けん屋のオーナー女子は、とてもオープンな性格で帽子の似合う可愛いコでした。プライベートなうちあけ話に、「男性からプロポーズされる方法」を伝授していましたが、その後、すぐに彼女が島の人と巡り会って結婚できたのは、単なる偶然でしょうか?(笑)

2年前の夏。最初の闘病の後、中国の雑誌の掲載用に、私の初のポートレート写真を撮っていただき、ありがとうございました。一流の写真家に撮っていただいたのに、「仕事仲間にはそうしているから」とお代は受け取らず、大変恐縮でした。そのかわり、仕事をとってくる約束をしたのに、果たせなくてすみません。

今年の夏。私がウィーンに来たからには、きっとまたお仕事をご一緒できるはず、と楽しみにいました。それなのに、肝心の小泉さんがいなくなってしまったではありませんか。約束が果たせなくて、本当に残念です。

いろいろと暴露話をしてしまって、すみません。ただ、小泉さんがどんなにいい方で、お仕事に一生懸命で、心のこもった写真を撮っていたのか、お話ししたかっただけです。

おつかれさまでした。どうぞゆっくり休んでください。



by rutsu_tobii | 2011-08-09 22:30 | 仕事仲間・友人 | Comments(0)

ノマド生活

片づけを始めてからわずか2週間後に、ウィーンで暮らすことになりました。
オーストリア人の親友に「5月に遊びに行っていい?」とメールを打ったら、「家を貸すから、住んだら?」という返事が来たからです。(笑)
今年始めに彼女のお母様が亡くなって以来、空き家になってしまった一軒家を家具や日用品を含め、丸ごと貸してくれることになったのです。

単なる片づけから一転、引っ越しのための大胆な身辺整理となりました。
本当は連休明けには出発するつもりだったのですが、部屋が空っぽになった途端、今度はとてもおもしろそうなイラストの仕事が入り、予定が延びてしまいました。
家具も全部、処分してしまって、どうやって絵を描こう...、と思っていたところ、またもや幸運なことに、自宅のすぐ近所に事務所を構える編集プロダクションの方が、空きデスクを使わせてくれることになりました。

出発までの2週間ほどの間、派遣社員のようにデスクを借りるために、自転車で自宅と事務所を往復する「ノマド生活」を経験しました。もともと、近所の電源カフェや図書館に行って原稿を書いたり、イラストのラフを仕上げるなど、自転車で移動しながら自宅の外で仕事することが、最近はしょっちゅうありました。
気分も変わるし、SOHOにありがちな孤独を感じることなく仕事ができるからです。シェアオフィスのようにスタッフの方々と過ごさせていただいた期間は、短いながらもとても楽しい経験になりました。

社長自らがスタッフに、わざわざお取り寄せした豆を使って、おいしいコーヒーを入れてくださっていたのですが、そのコーヒーの味と香りがそのまま、この2週間の思い出になっています。
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by rutsu_tobii | 2011-06-04 23:56 | 仕事仲間・友人 | Comments(0)

ベルギーの蚤の市

先日、丸の内にオープンしたばかりのローズベーカリーでレモンタルトをテイクアウトしました。春らしいレモンイエローに心惹かれたのですが、以前ベルギーの蚤の市で買ってきたお皿をひさしぶりに使って食べたらますます楽しい気持ちに♪アントワープでは40、50年代のグラフィカルな商品の掘り出し物が多かったのです。昨年の出張の際にも、ブリュッセルのアンティーク市場に立ち寄る機会があったのですが、ローカルの生活感が垣間みれる市場は楽しいものですね。

その出張の際に一緒だった旅行ライター&編集者のユニットaukオークさんが、この5月にオランダとベルギーの蚤の市をめぐるツアーを日通旅行と企画、参加者を募集中です。『オランダトラベルブック』の著者でもある可愛いものハンターのaukさん選りすぐりの雑貨店&蚤の市を8日間、巡るというもの。私もお薦めしたいブリュッセルのJeu de Balジュドバル市場も、もちろんコースに入っています。

ベルギー国内の蚤の市はいくつかまわりましたが、ワロン地区のLiegeリエージュや、ベルギー最大の蚤の市Tongerenトングレンの市場もテーマーパークみたいで楽しいです。お約束の値引き交渉も醍醐味ではありますが、コツは「迷ったら買うべし」。これを書いているうちにも、アンティークバックの銀の金具や、オステンドの風景を描いた油絵など、買わずに後悔した品々が思い出されてきました〜。いつかリベンジしたいです。
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レモンタルトはずっしり2人分くらいの重量感♪かなり酸味が効いてます。



by rutsu_tobii | 2011-02-13 11:20 | 仕事仲間・友人 | Comments(0)

湯の街で働きませんか?

別府を拠点とするアートNPOのBEPPU PROJECTが、出版事業を立ち上げるにあたり、現在、編集者を募集中だそうです。2009年に続き、来年11月に開催予定の、現代アートの国際フェスティバル『混浴温泉世界』のプロモーションも含めた情報誌や印刷物の発行を予定しているとか。詳細はこちら

2年前の取材時に、BPが作成した別府の街歩きのためのお散歩本を拝見した時、プチグラパブリッシングの本みたいに可愛くて洗練されたビジュアルや、テーマの切り口にローカルの可能性や変化を感じたものです。全国や海外の人々に魅力をアピールするには、今後ますます地方こそデザインや編集、キュレーションのセンスが必要とされていくのでしょうね。最近はフリーペーパーの美人図鑑のように、個性的な媒体や、有名写真家と組んだ地方誌も登場しているそうですから、その土地の可能性とともになかなか夢がありそう。

別府って、無料で入れる温泉があったり、温泉熱で料理や暖房したり、エコ生活が可能な街でもあります。価値観の変化にともない、そんなオルタナ生活に憧れる方々、ここらで移住生活もアリではないでしょうか?



by rutsu_tobii | 2011-02-09 22:53 | 仕事仲間・友人 | Comments(0)

穴場的パワースポット本

都内はずいぶんと紅葉が進みました。春の桜のシーズンもそうですが、花が咲くことで「東京にもこんなに桜が多かったんだ」と気づくのですが、街のあちこちに黄色や赤に染まった木が増えてくることで、大都会の東京も案外、自然の多い街なのだな、と改めて知ることができます。
きれいに色づいた葉を1枚見るだけでも、ずいぶん心が癒されるもの。先日も形のいい銀杏やくぬぎの葉を並木道で何枚か拾って持ち帰ってきてしまいました。小さくても自然のパワーが宿っているのですね。

明日11/27 に発売になる暁玲華先生の最新刊『あなたの願いが叶うパワースポット』では、全国の自然にフォーカスしたパワースポットが紹介されています。今までパワースポットというと神社が中心でしたが、今回は山や海、滝、岩といった大自然のスポットや、都会の中で身近にパワーをもらえる公園やホテルの庭といった全国の「穴場的パワースポット」が約150か所も登場。
暁先生とは雑誌の仕事で何度かご一緒しているのですが、今回の本はイラストの方でもご協力させていただきました。

サブタイトルに「こんな場所もそうだったんだ!」とあるように、実際に知っておくとちょっと自慢できるようなうんちく満載のパワースポット本。神社の中や近郊の穴場スポットも多く、パワスポ巡りを趣味とされている方の旅のガイドとしても楽しい本です。都内や近郊の紅葉スポットも癒しや力をもらえる場所としてたくさん紹介されているので、ぜひ役立ててくださいね。
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by rutsu_tobii | 2010-11-24 09:41 | 仕事仲間・友人 | Comments(0)

誰のものでもない自分

最近、いろんな人から、いろいろと含蓄のある言葉をもらい、はっとさせられることが多いのですが、中でも長年付き合いのある、とても聡明な人物の座右の銘には、思わずうなってしまいました。

「人間はモノではない、よって人間関係も所有関係ではない」というもの。いわく、「例えば、子供は神様からの預かりもので、いつかお返しするものというけれど、自分と関わる人みな預かりもの」と考えているのだそうです。

両親をはじめとする肉親、友人や、彼氏/彼女(奥さん/ダンナさん)もすべて「預かりもの」。「ウチの○○」といった考えで、その人の自由を制限するつもりが全くないのだとか。
考えてみるとあたりまえのことなのかもしれませんが、人間関係のみならず、一度手にいれたものに執着しないというのは、なかなか難しいこと。確かに自分にとっても、相手にとっても、本当の自由でいるというのは、そういう精神からきているのでしょうね。

こだわりを捨てるって大事。お掃除の時でさえ、なかなかモノが捨てられずにいる自分がもどかしい(笑)。いわんや、自分をとりまくモノの取捨選択も。すべて「預かりもの」と執着なく過ごせれば、誰のものでもない自由な自分も実感できるのかな?

こだわりがないせいでしょうか、後悔のない毎日を過ごしているというその人生の達人には、他にもいろんな名語録があるのですが、またの機会に小出しにしたいぞ。



by rutsu_tobii | 2010-05-29 08:44 | 仕事仲間・友人 | Comments(0)

紀尾井ホールの鍵盤うさぎ

ちょっとアップするのが遅れてしまいましたが、5/1は友人の鍵盤うさぎさんの紀尾井ホールデビューであるピアノの発表会でした。応援団であるチャーリーズエンジェルの一員として、また鍵盤うさぎのキャラクターの母として、仕事仲間も引き連れて駆けつけた次第。

発表会の詳細を書いたのブログをみると、やっぱり鍵盤うさぎさん、歌ってたのね。(笑)彼の演奏の最中に男の人の鼻歌がずっと聴こえていて、空耳か、誰か私の席の近くに座っている人が曲にあわせて歌っているものとばかり思ってましたが、本人だったとは。

舞台が大きければ大きいほどプレッシャーははかりしれないものと思いますが、演奏者はみなさん、アスリートですね。小学生の門下生の方からプロの方まで、それぞれの方法で集中力のスイッチを入れるのでしょうが、どんなことを考えているのかいつか聞いてみたいと思いました。



by rutsu_tobii | 2010-05-03 23:38 | 仕事仲間・友人 | Comments(2)

鍵盤うさぎのピアノ発表会

アマチュアピアノ弾きの友人、 鍵盤うさぎの晴れの舞台である紀尾井ホールでのピアノ発表会が近づいてきました。うさぎさんの師匠である金子勝子先生の門下生&門下出身生による45周年記念コンサート「音の調べ」。
金子先生はショパンコンクールの上位入賞者を次々と送り出しているスゴい先生なのです。発表会では前回2005年のショパンコンクールのファイナリストやヨーロッパで活躍中の門下生も演奏予定だとか。

一昨年末に門下生の発表会を観覧しましたが、その時も将来のスターのアマ時代の演奏を聴いた、みたいな自慢話が後にできることを楽しみにしつつ聴いてました。(笑)今回の発表会も伝説になったりして!?

キャラクターもできたことだし、鍵盤うさぎも伝説の一部になれるように演奏をバッチリがんばってほしいものです。

日時/2010年5月1日(土)
場所/ 紀尾井ホール 
時間/正午開場、12時30分開演
入場券/3000円(出演者優待2500円)
チケット購入はこちら
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by rutsu_tobii | 2010-04-11 20:00 | 仕事仲間・友人 | Comments(0)

トビイ ルツ|TOBII & RUTSU「ペン一本でどこでも行ける」生活に憧れるイラストレーター&モノ書きです
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