トビイ ルツのTraveling Mind

カテゴリ:海外の旅( 174 )




ウィーンのビーチとダンシング・ハウス

海のないオーストリアですが、ウィーンには夏になるとどこかしらに砂浜が出現するようで、今年もひとつ新たなビーチに友人たちと夕涼みに行ってきました。

シュウェーデンプラッツまたはミッテ駅から徒歩ですぐのHerman's Bar。リクライニングチェアが並べられた砂浜の上で、運河周辺のビルの夜景を楽しみながらお酒や軽食が楽しめます。
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今まで気がつかなかったのですが、カラフルなネオンが輝くビルはプラハにある「ダンシング・ハウス」の建築物にそっくり。スカートを広げて踊っている女性と男性のように寄り添って建っている、プラハでは通称ジンジャー&フレッドとよばれているビルです。
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同じコンセプトで造られたビルなのかは定かではありませんが、舞踏会をはじめ踊りの文化があるウィーンにはぴったりのデザインの建築物だな、と思いました。(ちょっとスカートの広がりが足りませんが...)

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8月も今日でおしまい。ウィーンの夏が過ぎていきます。




by rutsu_tobii | 2017-09-01 05:26 | 海外の旅

ホッキキョクグマの華麗な泳ぎ

秋のような爽やかな日が続いていた先週、ひさしぶりにシューンブルン動物園を訪れました。

園内ではここ数年、常にどこかしら改装工事が行われていたのですが、キリンさんの敷地もすっかり整い、森の中の吊り橋もすっかり完成していて、万全体制で夏休みに訪れる大勢の客たちを迎えていました。

そして今回、今までお留守だったりお休み中で見れなかった動物たちをたくさん観ることができたのです。
その中のひとつが、ホッキョクグマ。


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水中を悠々と泳ぐ姿を初めて間近に観れて、大興奮。きれいな動画も撮れたのですが、こちらのブログでは動画に対応していないので、ドクター・しまうまのTwitterのアカウントでご覧ください。

日本にいるクマはたいてい森の中か、水辺にいるクマでも川で鮭をとっているイメージくらいしかなかったので、クマ、しかも白いクマが水中を泳いでいる様子はなんだか現実とは思えず、とても幻想的に感じました。

また新しいお話のインスピレーションになりそうです。




by rutsu_tobii | 2017-08-30 23:30 | 海外の旅

ウィーン国立図書館プルンクザール

「世界一美しい図書館」といわれるウィーン国立図書館の大広間(プルンクザール)。以前にもブログでご紹介しましたが、16世紀からの蔵書20万冊が納められているという、バロック様式の豪華な図書館です。

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今時の言葉でいうなら世界一「インスタ映え」するスポット。

ウィーン市内のミュージアムや観光スポットでは、多くの場所がフラッシュなしでの写真撮影なら許可されているようですが、この図書館でも多くの人々が撮影に夢中になっていました。何度来ても飽きることなく見惚れてしまいます。

天井画はトロンプイユだったことに初めて気がつきました。
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開催中の企画展は、設立300年を迎えたという秘密結社「フリーメーソン」の特別展。
なぜここで?と不思議に思いましたが、考えてみたらウィーンにゆかりのあるモーツァルトやハイドンもメンバーだったのですね。

今回の展覧会ではメルケル首相のような大国の首脳やブラッド・ピットのような有名芸能人もメンバーとして紹介されていて「秘密結社というわりにはオープン」な印象。

図書館の一角には歴史的な印刷物が常設されています。マクシミリアン1世の子供時代の教科書やミニアチュール本。よく見るとそれぞれ「ファクシミリ」のクレジットがありました。
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ファクシミリとは何ぞや? 
そう疑問に思われた方は、ぜひとも拙著『MY MUSEUM私のミュージアム訪問記〜ウィーン編(I)〜』のアルベルティーナ美術館の章をチェックしてみてくださいね!






by rutsu_tobii | 2017-08-29 23:00 | 海外の旅

クリスマス市場がスタート

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ウィーンは今週末までに街の主要なクリスマスマーケットがすべてオープン。昨日は、シュテファン大聖堂やアムホーフなど1区にあるマーケットをいくつか覗いてみました。

日の入りが早くなり、辺りが暗くなり始める16時頃には、街がイルミネーションでキラキラしてきます。
アムホーフのマーケットでは、入口側に名物のハムやソーセージをどっさり陳列したお店が立ち、お肉大好き人間たちの目がキラキラ。ワインのつまみにオープンサンドやソーセージを楽しんでいました。
一方、ビーガン(菜食主義者)にもOKという、できたてほやほやのバームクーヘン(日本のお菓子のバームクーヘンとは違ってパン生地)を売る店が、ここアムホーフにはあります。

クリスマス市はますますヘルシー志向の模様で、カールスプラッツのマーケットでは、ビオワインを専門にした名物のグリューワインを出す店の出店が目立ちました。オーストリアが原産のツヴァイゲルドや、ブラウアー・ポルチュギーザーの赤、ムスカテーラーの白などのグリューワインが楽しめます。

寒い日が続いているウィーンですが、寒いがゆえに暖かいワインやパンチは格別。今年もしばらく街の人々に多くの楽しみを与えてくれそうです。




by rutsu_tobii | 2016-11-19 23:59 | 海外の旅

エルナおばあちゃんとお茶

ウィーンでお借りしている部屋の真正面にある家に住んでいる、エルナおばあちゃん。お歳はなんと90歳なのですが、お元気でダックスフンドの犬のアントンと一緒に1人暮らししています。朝起きて窓の外を見ると大抵、暑い夏も寒い冬もお庭の手入れをし、車を運転して買い物や用事に出かけていくアクティブなエルナおばあちゃんに、以前から興味津々だったのですが、先日、初めてお家にお伺いし、お茶をしながらいろいろとお話することができました。

お家の中は、お庭同様、素晴らしく美しく整理整頓されていて、さすがに家事に関して几帳面なオーストリア女性のお家という感じ。お歳を召されていても、身なりもお家の中もきちんとセンスよく暮らしている様子に感銘を受け、ますますファンになってしまいました。

そんなエルナおばあちゃんが、お茶の時間に用意してくれたのは、クラプフェンとクーラーチェ。クラプフェンは、定番のあんずジャム入りのふわふわの揚げパン。クーラーチェはトプフェンというチーズを使った甘いデニッシュのような菓子パン。どちらもウィーンのスイーツの代表で、パン屋さんで普通に売られていますが、エルナおばあちゃんのチョイスは有名菓子店Oberlarオーバーラーのもの。お菓子屋さんがパンをつくるとさらにおいしいと開眼。高カロリーな菓子パンでエネルギー補給しながら、エルナおばあちゃんの人生の歴史を4時間に渡っていろいろとお聞きしたのでした。

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by rutsu_tobii | 2016-11-16 23:59 | 海外の旅

新酒を祝うお祭り

 11月に入り、そろそろあちこちのホイリゲ(ワイン居酒屋)から新酒が出来上がったとうわさが聞こえてきました。先日の日曜日は、ワインの産地で有名なニーダーエースタライヒ州の町、Perchtoldosdorfペーツトルドルフで新酒の出来上がりを祝うお祭りがありました。ウィーンから電車で1時間ほどの場所です。

 朝から冷たい雨が降り続くあいにくのお天気だったのですが、市庁舎広場には伝統的な衣装を身につけたたくさんの人たちが集まって、とても楽しげな雰囲気。男性も女性も葡萄の実と色づいた黄色い葉の飾りをジャケットの胸ポケットや、帽子に飾っていたのが印象的でした。
 一番の見物は、着飾った人々と馬、そして音楽隊の行進です。町のシンボルでもある教会からカリヨンの鐘が賑やかに奏でられた後、広場へ向かって一斉に歩き出します。

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 花や藁の飾りをつけたたくましい馬たちは、おとぎ話にでてくるような可愛らしさ。その後の市長をはじめ関係者のスピーチがあったのですが、ステージの上でみんな新酒をグビグビ飲みながら、時事ネタをいれたローカルジョークで人々を涌かせていました。地元愛にあふれた友人達が、お祭りについていろいろとガイドしてくれたのですが、小さなコミュニティならではの親密な雰囲気に、部外者ながらほっこり。お祭りの後は地元客で賑わうホイリゲに直行し、今の時期の名物のアヒルのグリルと新酒を早速いただきました。

 オーストリアの新酒の「解禁」は毎年11月11日といわれていますが、どうやらフランスなどのように厳密な規則は特にないようで、すでに新酒が出来上がったホイリゲでは飲むことができます。若いワインがお好きな方は、お早めに「初物」をお楽しみあれ。




by rutsu_tobii | 2016-11-08 10:00 | 海外の旅

晩秋のハイキング

 友人たちとウィーンの南の外れにある「テーブル岩」とよばれる小高い山にハイキングに行ってきました。あいにく濃い霧が出て遠くの風景ほ全く見えなかったのですが、黄色く葉が色づいたワイナリーの景色や、黄金色の落葉でできた絨毯が敷かれた山道を楽しみました。

 とはいえ、花より団子で一番の楽しみは山小屋での昼食。友人によると、山小屋のレストランは、希望者なら誰でも食事を作ってサービスできるのだとか。この日は友人の知り合いのご一家がサービス。メニューはカボチャのグーラーシュ(ハンガリー風スープ)や、レンズ豆のスープ、ソーセージのダンプリングなど、一般的な山小屋メニューが登場していました。デザートのザッハートルテは、一家のおばあさまが手作りしたものだそうでした。
 客のほとんどが、その日の山小屋の担当一家の友人や知り合いとみえて、かなりアットホームな雰囲気。大賑わいの楽しい団らんと、アプリコットのシュナップスで体が温まりました。

 ちなみに、売り上げは山小屋の所有団体に寄付されることになっているのだそうです。スケジュールを見ると、数ヶ月先まで担当者が決まってました。担当者によって料理のメニューにオリジナリティがありそうで、楽しいシステム。逆に知り合いがいないと、入るのに気後れしてしまいそうな山小屋レストランですが、山へ足を運ぶ人を増やすアイデアのひとつなのだと思います。

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by rutsu_tobii | 2016-11-07 12:00 | 海外の旅

万霊節

 11月1日は、キリスト教の万霊節。オーストリアでは国民の休日で、亡くなった方々の魂にお祈りを捧げるために、お墓参りに行くのが習慣になっています。友人は「11月1日は、みんなが一斉にお墓参りに行くので混雑していやだ」と、すでに数日前にご両親のお墓参り。私もお供してラベンダーの花と、ケルトの植物、松ぼっくりやザクロがあしらわれたリースをお供えしました。  
 そして、万霊節の当日、私だけ再び墓地へとお墓参り。ちょうど森に散歩に行く途中でもあったのですが、この地域の習慣だけに、墓地や人々の様子にも興味がありました。いいお天気で、墓地の黄色に色づいた木々が光の中で映えました。直前には彩雲も見れたほどです。混雑というほどではありませんが、人は多く、お墓には品評会で見るような鞠のように大きくてりっぱな菊の花が目立ちます。(西洋の果物や野菜は日本に較べて大きいものが多いですが、菊までが大きいのね!と内心、思ってしまいました)この時期、墓地の入口の前にお花やリースを売る露店が出て、繁盛しています。私はお供えの赤いキャンドルだけ灯してご挨拶してきました。 
 今年は年始からここウィーンや日本でも友人や親族、いくつかの魂とお別れする出来事が続きました。そんな方々にも思いを馳せた11月最初の日でした。




by rutsu_tobii | 2016-11-01 23:59 | 海外の旅

煙突掃除人さん

 しばらく前に大家さんから「近々、煙突掃除人さんがこの家にやってくる」と聞き、心待ちにすることかれこれ幾日。ハロウィーンの早朝、屋根裏部屋へと向かう足音が騒がしいと思ったら、煙突掃除人さんの姿がありました!
 なぜ心待ちにしていたかというと、ドイツやオーストリア、中央ヨーロッパの多くの国では煙突掃除人さんが「幸運のシンボル」になっているから。滅多に会えないからというのが理由らしいです。
 聞けばオーストリアでは2年に1回、煙突の安全チェックが義務付けられているので、2年毎に確実に会えるのですが、ともあれ日本では煙突のない家で暮らす私にとっては、十分エキゾチックな存在。前に借りていた家に一度、煙突チェックでお目にかかったことがあるのですが、黒いオーソドックスな制服と制帽姿で登場し、あっという間にチェックをすませ風のように立ち去ってしまった記憶があります。 

 やってきた煙突掃除人さんは、大柄な30代後半くらいの男性で、黒の制服姿でしたが頭に制帽はなく、歌舞伎役者のカツラの下のように白い布を頭に巻き付けていました。よく見ると制服のデザインやそんなに古めかしくありませんでしたが、トレードマークの肩からかけた黒いホースと黒毛のブラシの掃除道具は、かなり年季が入ったものに見えました。会社で代々使っているものなのかしら...? 

 今回は写真を撮らせてもらった上、「幸運を!」と言ってもらい大満足!「なんなら煙突掃除人の写真カレンダーも売ってるよ」と教えてもらいました。そういえば近年は、毎年、消防士カレンダーが話題になってますよね。ただし制服を脱いだ姿が理由で人気みたいですが(笑)。私はそこまでマニアではないのですが、煙突掃除人カレンダー、見てみたいかも。




by rutsu_tobii | 2016-10-31 23:58 | 海外の旅

冬時間

 ヨーロッパは今日から冬時間が始まりました。朝、自動的に現地時間を修正してくれるiPhoneの時計を見ると、アナログ時計より1時間遅れていました。勘違いして、てっきり1時間早まると思っていたのですが、それだと大事な用事に遅れる人がでてくる可能性がありますよね。通常、日曜日に時間変更が行われるので、大多数のビジネスには支障がないとされていますが、毎度人々はどのように生活時間のつじつまをあわせているのか、不思議に思います。

日本との時差は−8時間になりました。これからどんどん日没が早くなり、夜が長くなっていきます。




by rutsu_tobii | 2016-10-30 23:59 | 海外の旅
トビイ ルツ|TOBII & RUTSU「ペン一本でどこでも行ける」生活に憧れるイラストレーター&モノ書きです
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